ASシリーズ設定(その1)

 いつもヴィヴィオSS「Asシリーズ」おつきあい頂きありがとうございます
 読み返せば誤字脱字や変な言い回しも多く、読んでストレスを感じられなかったかとヒヤヒヤしています。

 先日AffectStory1話のコメントで
 Asシリーズの舞台裏というか話について触れさせて貰ったところ、Web拍手で色々コメントを頂きました。

 その中で登場キャラクターについての質問が多かったので、AffectStoryのネタバレにならない程度で書かせて頂きます。
(ある意味自虐ネタ・ネタバレもありますので読まれてない方は先に本編の方をどうぞ。)

ということで、その1はヴィヴィオとアリシアの2人です。

※AgainStory3迄の情報を追加しました。(2013/09/29)
 
 

【キャラクター・デバイス設定】


■高町ヴィヴィオ
 ASシリーズの主人公。Stヒルデ学院初等部3年生で無限書庫司書。
【性格】
 読書好き。物事を推移する能力が秀でている反面、一度決めると周りが見えなくなるという短所もある。
 当初は戦技魔法や模擬戦を含み「戦い」全般を嫌い避けていた。
 それは戦えば勝敗に関係なく、どちらかが傷ついてしまうのを知っているからである。
 だが時空転移という魔法と転移先で知り合った者達と触れあう中で戦う為ではなく守る為にも戦技魔法が必要だと知る。そして時空転移を使う為に必要な心「どの時間のどこに居ても自分の決めた事だけが必然になる」と気づく。
 中でも複製母体、オリヴィエとの出会いはヴィヴィオにとっても大きな転機となり、それまで避けていたもう1人のヴィヴィオ-聖王ヴィヴィオとの融合を果たす。
(尚、聖王ヴィヴィオはレリック内で眠っている訳ではなく、初回融合以降、ヴィヴィオの見聞き、触れたものを同じように見聞き、触れている)



 使用デバイスはレイジングハートセカンド(通称RHd)


【魔法・能力】
・得意魔法は魔法弾(セイクリッドクラスター)と砲撃魔法(インパクトキャノン)。
・2つの魔法と相性のいい『クロスファイアシュート』と連携させ使う事が多い。
・先天技能【聖王の鎧】は聖王以外の全ての魔法・物理法則を無効化させる力を持つ。


※古代ベルカ式魔法のみ使え、ミッドチルダ式の魔法は使えない。(クロスファイアシュート・スターライトブレイカーはヴィヴィオのイメージを元にRHdが再変換したもの。威力はなのはやティアナに及ばない)

 
【ヴィヴィオの今までの対戦履歴 Another~Again3まで】
○:勝利 ●:敗北 △:その他

・ジュエルシード事件(AnotherStory)
○ 対 取り憑いたジュエルシード (RHdを起動せずにセイクリッドクラスターをぶつける、弱った時を狙ってユーノが封印)
● 対 フェイト・テスタロッサ&アルフ (2人の連続攻撃で吹き飛ばされ敗れる)
○ 対 フェイト・テスタロッサ (RHdを起動し勝利するもフレーム小破)
△ 対 取り憑いたジュエルシード (直接戦闘に参加せず。ジュエルシードはなのはとフェイトによって封印されるが、2人の魔力に反応して起きた次元震を食い止めるてRHd大破)
○ 対 時の庭園ガーディアン (新RHdを使って参戦。木っ端微塵につぶしていく)
△ 対 プレシア・テスタロッサ (ジュエルシードの封印には成功するも、落ちていく彼女を助けられず)
△ 対 フェイト・T・ハラオウン (模擬戦を要望されるが、逃亡)

・闇の書事件(AgainStory)
● 対 八神はやて (知能戦。完全に手玉にとられ敗北)
△ 対 闇の書管制プログラム&守護騎士 (なのはとフェイトが来るまでの時間稼ぎ)
△ 対 闇の書管制プログラム (RHd開放バージョン起動。初めて騎士甲冑を纏う。そのまま防衛プログラム消滅戦になだれこみ決着つかず)

・JS事件~現在(AgainSTStory)
△ 対 チェント (空港火災で相対。アリシアの機転でRHdが起動しチェントを引かせる)
△ 対 チェント (港湾地区でなのは達を狙う彼女を襲撃、罠と知り彼女を追いかけ転移する。)
○ 対 チェント (もう1つのゆりかご内玉座の間で相対、RHdとなのはから貰ったデバイスが融合する。ゆりかごとレリックが生み出す怒りの気持ちに心を奪われる)
△ 対 チェント (保護される前のヴィヴィオ狙いチェント襲撃。3rd開放バージョンでの戦闘)
△ 対 フェイト・T・ハラオウン (元の時間に戻る前に遭遇。姿を見られるわけにはいかずその場で時間移動する)
○ 対 チェント (ゆりかご内で聖王ヴィヴィオとなのはの戦いの最中に参入。スターライトブレイカーでもう1隻のゆりかごごとチェントのレリックを完全破壊。
○ 対 シグナム (プレシアをチェントの保護責任者として推薦してもらう為に受けた条件。不意打ちの拡散型スターライトブレイカーで勝利するも施設を壊してしまう。)

・闇の欠片事件(AgainStory2・おもちゃ箱)
● 対 フェイト (模擬戦でヴィヴィオの癖を見抜き突かれる。)
○ 対 思念体リインフォース (騎士甲冑を纏って瞬殺)
● 対 マテリアルズ (騎士甲冑を纏いスターライトブレイカーを放つも相殺され紫天の書に呑み込まれてしまう)
○ 対 マテリアルズ (はやてとの共同戦線。近接戦で個々に倒す)
△ 対 八神はやて (心の闇に呑み込まれかけたはやてを迎撃しようとするが、はやてが自身で抑え込んで不戦)

・Vivid編(おもちゃ箱)
● 対 ノーヴェ (ストライクアーツの練習)
● 対 アインハルト (ストライクアーツの練習)
● 対 ヴィヴィオ(vivid) (vividヴィヴィオの作戦勝ち)

・砕け得ぬ闇事件(AffectStory ~ 同 刻の移り人)
△ 対 オリヴィエ (Stヒルデでの授業中。互いに様子見) 
● 対 オリヴィエ (プレシアの研究所前での激突。騎士甲冑を使うが相手にならず骨折の上昏倒させられる)
● 対 オリヴィエ (初めてストライクスターズを使うが無効化され完敗)
● 対 ヴィータ&シグナム (聖王の鎧を壊す為に相手をして貰う)
△ 対 砕け得ぬ闇 (後退戦の殿、戦闘途中でシュテル達と交代してヴィヴィオもアースラへ後退)
○ 対 砕け得ぬ闇 (レリックを使用、聖王化してストライクスターズっでアンブレイカブルダークを吹き飛ばしディアーチェ達に封印を託す)
△ 対 なのは&フェイト (模擬戦、ブラストカラミティで相打ち引き分け)

・Movie2ndA's(AgainStory3)
○ 対 ヴィータ (魔導師ランク試験官のヴィータと対戦、なのはの作戦を実行し完勝)
○ 対 八神はやて(闇の書) (闇の書となったはやてを助ける為にアリシア・ディアーチェ達と協力。)


■レイジングハートセカンド
 なのはとフェイト・ユーノがヴィヴィオに贈ったヴィヴィオ専用デバイス。制作者はマリエル・アテンザ。
 レイジングハートと同じペンダント型の「ノーマルモード(通常モード)」とユニゾン可能な「アクティブモード」がある。中にあるメッセージが添えられている。

 ノーマルモード:
 通信や無限書庫での検索等の魔法のサポートを行う市販品を少しカスタマイズした程度の能力。

 アクティブモード:
 ヴィヴィオとユニゾンし組み込まれたバリアジャケットを構成する。
 ジュエルシード事件時と類似世界においてそれぞれ手が加えられており、ヴィヴィオに合わせてRHdも成長している。
  
 JS事件でヴィヴィオと共に回収されたレリック片がコアとして組み込まれている。AgainStoryまではなのはの起動認証が必要。AgainSTStory後は認証を必要とせず、ヴィヴィオの意志のみで起動出来るようになっている。
(ヴィヴィオが戦技魔法をある程度使いこなせる様になったとなのはが判断したのと、AgainSTStoryでなのはが消えてしまいRHdが起動出来なくなった反省を踏まえている)
 大きく分けて1st~2nd・3rdの3タイプがある。

●1stタイプ(AnotherStory)
 紺色のバリアジャケットを生成。ゆりかご戦で聖王化した際のイメージを参考にマリエルが組み込んだ。
 あくまでヴィヴィオ自身を守るのを前提に作られている為、ロストロギア等の封印処理を行うシーリングモードや自己修復機能は持っていない。
 レリックをコアをする以外はレイジングハートのコピー・改良型。名前の由来通り「2nd」の印象が強い。
 ジュエルシード事件時、フェイト・テスタロッサとの再戦より初起動。同戦闘でフレーム小破。
 ジュエルシード発動で起きた次元震発生時、ヴィヴィオを守る為すべての負荷を受けフレーム大破、起動不能となる。 

●2ndタイプ(AnotherStory~AgainStory~AgainSTStory)
 なのはのバリアジャケットと似た白基調なバリアジャケットが組み込まれたタイプ。壊れた1stタイプをジュエルシード事件当時メンテナンススタッフだったマリエルの手によって修復された。
 1stタイプより強固なフレーム素材が時間的・技術的に用意出来ず。偶然納められていたジュエルシードをフレームとして取り込んでいる。
 それによって瞬時にバリアジャケットを修復出来る程強い自己修復機能を得る。
 反面修復段階からヴィヴィオとレリックの魔法力に耐えられず何度も内部からジャケットを壊してしまうという不安定な状態。
 ジュエルシード事件、時の庭園と闇の書事件時に使用
 制作者名がマリエルからリンディ・ハラオウンに変更されている。
 
●2ndタイプ(開放バージョン)
 ジュエルシードとレリックがヴィヴィオの意志を反映して開放されたタイプ。設計時より組み込まれていないタイプの為、ヴィヴィオとRHdが作り出したバージョンとも言える。
 魔法力が強すぎてバリアジャケットが耐えきれない為、新たにヴィヴィオ自身が作った騎士甲冑(白いジャケットと黒いアンダーウェア)が特徴。
 使用者のリンカーコアとレリックの相互自己増幅をジュエルシードが補助する形で出力を大幅に上げている。
 闇の書管制プログラムと互角の戦闘を繰り広げた。
 高出力で身体負担が大きく長時間使用できない欠点を持っている。


●3rdタイプ(AgainSTStory~
 2ndタイプと類似世界で高町なのはから貰ったレイジングハートそっくりなデバイス(起動していないので名前の無いインテリジェントデバイス)がヴィヴィオの願いに応じて融合して生まれた。
 インテリジェント機能を備え、レイジングハートと同じフレーム・プログラムを持ちながらもフレームをジュエルシードが強化し、コアとしてレリックが入っている。
 魔法出力や同調能力は2ndとほぼ同じだが、ジュエルシードの役割がフレーム生成からレイジングハートのフレームを補助・強化に変わっており、ヴィヴィオの魔法力に耐えられるバリアジャケットの生成を作っている。
 バリアジャケットは2ndと同じ白基調だが細部のデザインに変更。
 類似世界ゆりかご内チェント戦、闇の欠片事件時の思念体リインフォース・マテリアル戦、平行世界のノーヴェ・アインハルト・ヴィヴィオとの模擬戦で使用


●3rdタイプ(開放バージョン)
 3rdの開放バージョン。ゆりかごの戦意に取り込まれた(黒バージョン)と意識を保ったまま(白バージョン)の2つがある。2ndの開放バージョンから引き継いだ為か同じ部分も多い。
 2ndタイプで使えなかった高町なのはの魔法を幾つか使える点が大きく異なる。
 この時のみスターライトブレイカーが使用できる。
 2nd同様に負担がかかるらしく、戦意が無くなった時点で3rdタイプに戻る。
 JS事件ゆりかご内対チェント戦以降使用。
 ヴィヴィオ自身は意識していないが、ジュエルシードが発動した場合のみ更に高出力の魔導運用が可能となる。


●聖王化(刻の移り人~)
 ヴィヴィオが完全体レリックを受け入れた時に発動する形。
 ヴィヴィオはもう1人のヴィヴィオ(聖王ヴィヴィオ)との融合という意味で「ユニゾン」と呼称している。
 魔力運用を含め攻撃・防御・移動がこれまでのものと比べ飛躍的に上がっておりアースラ・クラウディアのセンサーですら計測値不能になる。クロノですら管理局・聖王教会の関係を壊すと危惧し魔力封印を考える位危険なモード。
 
  

■刻の魔導書
 通称=オリジナル。ベルカ聖王オリヴィエの残した書物型ストレージデバイス。時間を越える能力を持つ。
 大きく分けて時間移動する能力「時空転移」と場所のみの瞬間移動である「空間転移」・移動できないより遠くの過去・未来を見る「遠見の魔法」がある。
 聖王教会に聖王の遺物として厳重に保管されており、管理局設立時に一度だけ貸し出されている。
 オリヴィエが管理者として登録されている為、オリヴィエのマテリアルとして生まれたヴィヴィオとチェントは時空転移能力のみ使用出来る。(遠見の魔法は使えない)
 AgainSTStory時にヴィヴィオが使っていたが、事件終了と共に教会に返却。その後写本復元の為、プレシアに貸し出された後返却。その後はある者が手元に持っているらしい…


■刻の魔導書(写本)
 通称=写本。ヴィヴィオの時空転移能力を呼び起こした書物型ストレージ。
 写本:時空管理局が設立時に蔵書データーベースを作ろうとして聖王教会から借りた刻の魔導書を複製した物。
 無限書庫が作られた時からあったらしいが、長年整理されずに放置されていた。
 一度チェントに奪われ、取り戻した際にバラバラになる。


■悠久の書
 プレシアが刻の魔導書(オリジナル)を使いバラバラにされた写本を復元したストレージ型デバイス。
 ヴィヴィオが管理者として登録し持っている。
(AnotherStoryの後日編でヴィヴィオが持っていたのはこれ)


※オリジナルと写本の違い:写本は遠見の魔法を持たず、イメージした時間と実際に移動する時間の誤差が生じる。オリジナルのみ【時間修復力(記録を変えた時に元に戻ろうと働く力)】に干渉できる。


■アリシア・テスタロッサ
 プレシア・テスタロッサの娘でありフェイトの姉。
 ヴィヴィオのクラスメイトであり親友。史実では魔導炉暴走事故によって死亡しているが、実際はプレシアの魔導炉暴走事故直前に助け出され、プレシアの病気療養中はある管理外世界ですごしている。
 現在はミッド郊外の聖王教会関係者が居住する住宅街でプレシア・チェントとペットのリニスと仲良く暮らしている。
 性格はどちらかと言えば活発的な方、柔軟な思考を持っておりヴィヴィオと共に事件解決へ繋がる道を何度も見つけている。
 バルディッシュに似たデバイスは持っているが、主に通信・護身用。アリシア本人は魔法資質を持っていないのでデバイスが無ければ魔法は使えない。

■アリシアのデバイス
 製作者はプレシア・テスタロッサ
 アリシアが普段からペンダントとして持っているデバイス。
 過去の魔導炉暴走事故の辛い経験から魔法資質を持たない彼女を守るいくつものシールド・フィールド系魔法が組み込まれており、彼女に危険が近づくと自動的に発動する。
 その他にも通信機能や念話をサポートする等一般的なデバイス機能は一通り持っている。(アリシアだけでは念話は使えない)
 外見はバルディッシュを2つ繋げた様な菱形をしている。
 
■バルディッシュ
 制作者はプレシア・テスタロッサ
 Movie1st撮影時にアリシアがフェイトのバルディッシュと同調した為、フェイトのバルディッシュからシステムコピーを貰い作られた。魔力コアを組み込んだ初のインテリジェント型デバイス。
 フェイトのバルディッシュ同様高速戦を重視しているが、あくまで守り刀的なデバイスである為、カウンター・迎撃に寄った組み方をしている。
 AgainStory3より登場

 

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