ヴィヴィオの日記帳

 このお話は登場人物の真の素顔・・ではなくプライバシーを守る為、激しい描写については伏せさせて頂いております。
 悪魔で・・あくまでもヴィヴィオの日記ということでお読みください。
 誹謗中傷以外ならコメントに書いて頂けると今後の参考にさせて頂きます。

それではどうぞ~~


「なのはママ、これな~に?」

ヴィヴィオはなのはと一緒にベッドに入る前に1冊の本を見つけた。

「『日記帳』って言うんだよ。ヴィヴィオとこんな事して遊んだよとかご飯の時ヴィヴィオがピーマン頑張って食べたよとか、なのはママの思い出」

 なのはがヴィヴィオを抱き上げて日記を取り、ベッドに一緒に横になる。

「ふ~ん・・思い出?」
「そう、思い出。ちょっと前だとヴィヴィオがママって呼んでくれてとっても嬉しかったよ、とかね!」

 ヴィヴィオは思い出しながら、何かを決めたようになのはの方を振り向き

「ヴィヴィオもにっきかきたい!」
「うん、それじゃ・・・」

 なのはは机の引き出しから同じ色の本を取り出し、再びベッドに戻ると

「はい、ママとおそろい。明日から書こうね」

 ヴィヴィオに手渡した。

「うん♪」



 ●がつ□にち

きのうなのはままににっきをもらった。ままとおそろい
あいなさんのおてつだいをした
ほめてもらってうれしかった。

おやつにあいなさんといっしょにケーキをたべた
すっごくおいしかった。
あいなさんはいっぱいたべるといっぱいはしるんだって
ヴィヴィオもがんばる。

なのはままのおむかえにいくと う゛ぁいすさんにあった
みんなでかみをみてすごくたのしそうだったから
ヴィヴィオもまぜてもらおうとあいさつをすると
みんなすっごくあわててかみをかくしちゃった
でも、いちまいおちてきたのをみるとなのはままとかふぇいとまま
とかいっぱうつってた
すぐにう゛ぁいすさんにとられちゃった
かわりにヴィヴィオのえをもらった
なのはままにはひみつだって
ひみつってなんのことかな
あしたなのはままにきいてみよっと
にっきとおなじくらいヴィヴィオのたからもの
でもどうしてなのはままたちふくきてなかったんだろ




「ヴィヴィオ何書いているのかな」

 机に向かっていたヴィヴィオにアイナが声をかけた

「にっき、ママとおそろい♪」
「良かったね~ヴィヴィオ」
「うん!でも、また後で書くからお手伝いする~」
「ありがとうヴィヴィオ、それじゃそこのタオル畳んでくれるかな」
「うん」

 日記をおいてアイナの方へ駆け寄ると嬉しそうにタオルの入った籠を指さした。

「ヴィヴィオありがとー綺麗にできたね~」

 アイナが褒めてくれたことにヴィヴィオは凄くうれしかった。

「頑張ったご褒美にっジャーン!」

 おやつの時間にアイナがヴィヴィオにケーキを出していた。
嬉しそうに食べるヴィヴィオとは対象にアイナは呟く

「・・・これ食べちゃったら・・またジョギングしないと・・・」
「????」



「ヴァイスさんこんにちは!」
「「「「「うわっ!!」」」」」

 なのは達を迎えに行く最中にヴァイスたちをみかけたヴィヴィオは声をかけた。
 何か別の事に夢中になっていた様でヴィヴィオの声にヴァイス達全員が驚いた。
 そして慌てて手に持った紙を隠そうとするが、ヴィヴィオの前に1枚だけ落ちて、ヴィヴィオはそれを手に取った。

「あっ・・ゴメンなヴィヴィオ。それ大切な物だから返してもらうね」

 有無をいわせずヴィヴィオの手から取った事で

「・・・ウワ~~ン!!」

 びっくりしたヴィヴィオは泣いてしまった。

 困ったヴァイスは

「う~ん・・じゃあヴィヴィオにもあげるから、泣かないで」
「エグッ・・・グスッ・・ホント?」

 少し泣きやんだのを見ると、ニカッっと笑いながら

「ああ、でもそんな泣き顔じゃ折角の絵が変になっちゃうぞ」
「・・・うん・・・」
「じゃぁ笑って!」
「うん!」

 ヴィヴィオが笑うのを見てパッと何かが輝いたかと思うと、先ほどと同じような紙をヴィヴィオに渡した。

「はい、それとさっきのことは秘密な?」

 ヴィヴィオが笑った自分の絵をみて嬉しそうにしている間にヴァイス達はその場を離れた。





●がつ△にち
きのうう゛ぁいすさんにきいた ひみつ のことをなのはままにきいた
だれにもいっちゃダメなことだよっておしえてくれた
でも、う゛ぃう゛ぃおうれしくて
きのうう゛ぁいすさんにもらったえをなのはままに
みせておはなしするとすごくうれしそうにきいてくれた
うれしかった
でも、う゛ぁいすさんのえのはなしをしたらふぇいとままとか
はやてさんとかてぃあなさんとかすばるさんとかいっぱいあつまってきた
えのなかにいたひとをおもいだしてっていわれた
みんなにいわれてこわくなった
すこしなのはままがこわかった
でも、ないちゃったらなのはままがやさしいなのはままにもどった。
よかった

でも、いきなりみんなでどっかへいっちゃった。
なんでだろ?



「なのはママ~?」
「ん?なぁに?ヴィヴィオ」
「あのね・・ひみつ・・って何のこと」

 朝食の後、部屋に戻る間にいきなり聞かれたなのはは少し疑問に思った

「あのね「誰にも言っちゃだめだよっていう約束」のことだよ。でもヴィヴィオそんな言葉どこで聞いたの?」

 ヴィヴィオは嬉しそうに

「昨日ヴァイスさんに教えてもらったの、私の絵貰っちゃった」

 ポシェットから日記を取り出すと中に挟んでいた写真をなのはに見せる。どうやら昨日、迎えに来る前にヴァイスが撮ったらしい。

「良かったね~ヴィヴィオ。かわいく撮れてるね」

 ヴィヴィオは嬉しそうに答えた

「うん!でもなのはママ達の絵もあったよ!みんな服着てなかったけど」
「え?」


「ヴィヴィオ、あのねさっき言った絵の話もう少し詳しく教えてくれるかな?」

 部屋に戻ったなのははフェイトとはやてを呼んで部屋に来て貰っていた。

「なのはママとフェイトママ、はやてさんにスバルさんとティアナさん・・・あと、シャマル先生たちもいたよ。」
「うんうん、それでみんな服来てなかったんだよね?」
「うん」

 なのはに続けてフェイトも聞いた

「ヴィヴィオ場所はどこだったかわかるかな?」
「多分お風呂」
「そ、そうなんだ・・・風呂・・シャワーじゃないよね」
「ヴィヴィオ!他に見た物は」
「何が写ってた?」
「ヴィヴィオ、私たちも服着てなかったの?」
「ちっちゃいことでも良いから、ね!」
「ヒッ」

 後ろから溜まりかねた様にはやてやシグナム・シャマル・ヴィータにティアナ達も一気に聞こうとするが余りに勢いがありすぎて・・・

「ヒッ・・うわぁぁぁん~っ」

ヴィヴィオを泣かせてしまった。

「ゴメンねヴィヴィオ、もう大丈夫だから、ね!お姉ちゃん達もママ達ももう聞かないから」

 泣いてしまったヴィヴィオをあやすなのは

「ぐすっ・・ぐすっ・・・」
「ほ~らいい子いい子」

 シグナム達が口々に謝るのをみて、ヴィヴィオが泣きやむのを待つと

「それじゃヴィヴィオ、ママ達は大切なお話があるからちょっとだけ待っててね。後で一緒に遊ぼうね」

と言い残して部屋から出て行った。


 その後巨大な爆発音と悲鳴と怒声が男子寮で何度も聞こえたのは言うまでも無い

Comments

ima
>ふじさと様
ありがとうございます。
ヴァイス編は何気に楽しんでくれる方が多いので嬉しいです>でもこんなのでいいのって思うときはありますが。
これからも色々掲載していきたいと思いますので遊びに来て下さいね。
2008/05/16 11:07 AM
ふじさと
あは!すごく笑いました!(といいますか、笑わせて頂きました。ヴァイスー自業自得ですね!)
僕のはやてに!!-ん?
2008/05/08 04:54 PM

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