ヴィヴィオの日記帳 そのご
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- by ima
- 2007.11.13 Tuesday 11:08
「ねぇなのはママ」
「なぁに?ヴィヴィオ」
「ヴィヴィオも魔法使えるかな?」
ある朝、突然だったヴィヴィオの質問に少し間をおいてなのはが答えた
「うん、大きくなって頑張ればヴイヴィオも使えるよ」
「ヴィヴィオ今から使いたい!!」
ヴィヴィオのキラキラした瞳に釣られたなのはは
「じゃあ今から練習しよっか?」
●がつ■□にち
きょうはなのはままといっしょにまほうのれんしゅうをした
まほうをつかうのにばりあじゃけっとっていうのをきるんだって
う゛ぃう゛ぃおのはなのはままとおそろいだよ
とってもうれしい!
まほうをつかうのにでばいすっていうのをつかうんだって。う゛ぃう゛ぃおのはなのはままよりはやてさんのほうがちかいんだって。
いっしょじゃないのちょっといや
なのはままのまほういろぴんくなんだよ。すっごくきれい。
う゛ぃう゛ぃおのもすごくきれいなんだよって。
がんばる
いっぱいれんしゅうしたらう゛ぃう゛ぃおもまほうつかえたよ
なのはままにもほめてもらった。すごくうれしい
もっといっぱいまほうつかいたいけど、いっぱいれんしゅうしすぎるとすごくつかれるんだって
またいっしょにれんしゅうしようねって
う゛ぃう゛ぃおつぎはもっとがんばるからね
「なぁに?ヴィヴィオ」
「ヴィヴィオも魔法使えるかな?」
ある朝、突然だったヴィヴィオの質問に少し間をおいてなのはが答えた
「うん、大きくなって頑張ればヴイヴィオも使えるよ」
「ヴィヴィオ今から使いたい!!」
ヴィヴィオのキラキラした瞳に釣られたなのはは
「じゃあ今から練習しよっか?」
●がつ■□にち
きょうはなのはままといっしょにまほうのれんしゅうをした
まほうをつかうのにばりあじゃけっとっていうのをきるんだって
う゛ぃう゛ぃおのはなのはままとおそろいだよ
とってもうれしい!
まほうをつかうのにでばいすっていうのをつかうんだって。う゛ぃう゛ぃおのはなのはままよりはやてさんのほうがちかいんだって。
いっしょじゃないのちょっといや
なのはままのまほういろぴんくなんだよ。すっごくきれい。
う゛ぃう゛ぃおのもすごくきれいなんだよって。
がんばる
いっぱいれんしゅうしたらう゛ぃう゛ぃおもまほうつかえたよ
なのはままにもほめてもらった。すごくうれしい
もっといっぱいまほうつかいたいけど、いっぱいれんしゅうしすぎるとすごくつかれるんだって
またいっしょにれんしゅうしようねって
う゛ぃう゛ぃおつぎはもっとがんばるからね
「それじゃ、ヴィヴィオこれ持って「セットアップ」って言ってみて」
なのはとヴィヴィオはスバル達フォワード陣用の訓練場にやって来ていた。ヴィヴィオの手に小さな赤い宝石を渡すなのは。
ヴィヴィオはそれを受け取って
「せっとあっぷ?」
と言った瞬間、ヴィヴィオの服が変わった。それを見てなのはもバリアジャケットを身につける
「わぁ~♪」
「どうかな?なのはママが昔着ていた服なんだけど」
「ありがと、なのはママ。ヴィヴィオとおそろい」
スカートの裾を持ったりクルクル回って凄く嬉しそうだった。バリアジャケットを堪能したヴィヴィオに更に杖を渡す。
レイジングハートに模した形のストレージデバイス。ヴィヴィオに合わせてサイズも半分くらいだったがヴィヴィオが持つと似合っていた。
「ヴィヴィオ、これも持って。ヴィヴィオの魔法はなのはママとちょっと違うの。どっちかと言えばはやてちゃんの方が近いの。わかる?」
貰った杖に興味を引かれていたヴィヴィオは首をブンブン横に振って
「わかんない♪」
と答えた。
そこまで魔法に拘ってはいない様である。
(まだ、難しかったかな・・・でも、簡単な魔法なら大丈夫だよね・・)
なのはは詳しい事を省いて簡単に使える魔法を教えようと考えを改めた。しかしその事が大誤算を生むことになるとは予想もしていなかった。
「じゃあ、魔法の練習始めよっか?」
「うん♪」
(流石にまだ早かったかな・・・)
暫くした後、なのはは目の前で集中しているヴィヴィオを見つめながらそんなことを考えていた。
(フェイトちゃんやクロノ君みたいな方法はまだ無理だし・・私よりはやてちゃんが教えたほうがわかりやすいかも・・でも)
なのはが気にしているのはそこだった。ヴィヴィオが単に魔法を使いたいと言ったのはどうしてなのか?練習前に寮母のアイナやザフィーラに聞いてもそれらしい素振りが無かったらしい。
(ただ、一緒に遊びたかったのかな・・・それとも・・・やめやめ!)
少し負の方へ考えが寄りだした為、なのはは考えるのを止めた。
「ヴィヴィオ~ちょっと休憩しない?」
「ん~ん、もうちょっと頑張る!」
なのはに答えて再び集中するヴィヴィオ。しかし、杖からは何も反応が無かった。
「なのはママからヒント。ヴィヴィオは今何考えて集中してたのかな?」
「えっと・・・何にも考えてなかった」
「それじゃ、今度はお花がフワ~って浮かんでるのを考えて集中してみない?」
「うん!」
再び集中し始めるヴィヴィオ。しかし持ったデバイスの反応は先程とは違った。赤い宝石が光りだす
「光った♪」
「その調子!フワ~って浮かんでる感じで」
光りを見つめているヴィヴィオを見ながらなのはは淡い期待を抱く
(もしかして、本当に使えるのかも・・・)
そして、赤い宝玉からベルカの魔法陣が灯ったかと思った瞬間、虹色の球体が杖の上に現れた。
「ヴィヴィオ、すごいすごい!それヴィヴィオが作ったんだよ」
「ヴィヴィオの・・・魔法・・・」
虹色の球は話した途端ポンッと消えてしまったが、ヴィヴィオはまだ惚けている
「すごく頑張ったね、ヴィヴィオ。偉い偉い♪」
なのははヴィヴィオを抱きしめて褒めるのであった
あふたー
「さすがヴィヴィオってとこやね~」
「私もここまでは」
「うん、見てた私もビックリした」
合間に見に来たはやてとフェイトは驚いた。
しかし、驚いたことはヴィヴィオが魔法を使った事ではなく・・・
「で、これ・・・どうするん?」
「・・・・頑張って直す・・・つもり・・・」
3人の目の前には楽しそうに走り回る白いバリアジャケットと纏ったヴィヴィオとヴィヴィオが作った魔法球でほぼガレキと化した廃棄都市の姿があった
「・・・・なあ、なのはちゃん」
「・・・なに?はやてちゃん」
「・・・・今度区画整理の時ヴィヴィオと一緒に行かへん?ちょっとした小遣いになるんちゃう?」
「・・・怒るよ・・・」
~~時空管理局様の時空管理局通信Vol8で投稿しようかなと思っていた話です。イラストがあった方が面白そうだったのですが、廃棄都市って凄く大変そうなので諦めました。
ヴィヴィオの無印版なのはバリアジャケットでトテトテは知る姿は見てみたい~~っ!
モーニングスターみたく魔法球をつかってるヴィヴィオのイメージがあったりします。~~
Comments
ありがとうございます。
ヴィヴィオがなのはとフェイトの資質受け継いだら白と黒の魔神じゃありませんが魔力ランクなんか超えるかも知れませんね。
なのは魔王の2代目?
ありがとうございます。ママ達と一緒に魔王目指せば管理局を手中に!!
そんな話もいいかもしれませんね(笑)
ありがとうございます。管理局通信のSSは2ページまでって決まっているので、もう少し書いてみたかった所もあったのですが、こんな形になりました。
ヴィヴィオって何気に凄そうじゃないですか(笑)
ヴィヴィオすげぇww