07話「再会」
- キャロSS 守りたいものはありますか? > サブストーリー
- by ima
- 2008.06.04 Wednesday 14:22
『八神部隊長、本局無限書庫ユーノ司書長より連絡が入っています。』
「了解~、よっと」
昼に凄まじい料理を食べさせられたのが災いしてか、八神はやては半分グロッキー状態だった。
食べ物に好き嫌いはない方だが、食べ物と思っていない物を食べるのとは話が違う。まだ何かお腹の中に居るような気がして気持ち悪かった。
「了解~、よっと」
昼に凄まじい料理を食べさせられたのが災いしてか、八神はやては半分グロッキー状態だった。
食べ物に好き嫌いはない方だが、食べ物と思っていない物を食べるのとは話が違う。まだ何かお腹の中に居るような気がして気持ち悪かった。
『はい、機動六課八神です。』
『無限書庫のユーノです。ってどうしたのはやて?凄く顔色悪いけど?』
『いや、さっきな・・・』
はやては先程キャリアとキャロの料理の話をかいつまんで話をした。端末の向こうで苦笑いするユーノ。ユーノにとってはキャロ達の話もはやてやなのは達の話もわかるのだろう。
『そりゃ災難だったね・・はやて達も』
『ホンマにな、それで今日は何か?』
『ああ、トーリア博士の事なんだけど・・・』
トーリア博士は無限書庫預かりと言う形で本局でスカリエッティの事情聴取をしていた。その中で本局側が事情聴取もほぼ終わりを見た頃、別部門よりトーリアの入局もしくは外部協力員として来て欲しいという要望があった。これにトーリアも快諾した。
その手続き等の準備に少し時間がかかり、その時間を利用してキャリアがどんな風に生活しているのか見てみたいらしい。
『特別な依頼を受けすぎると地上本部が嫌がるから、客員としてでええ?』
『うん、大丈夫。それじゃ決まり次第日程とか連絡するね』
『わかった、トーリアさんにも宜しく言っといてな』
ユーノとの映像が切れて、はやては早速なのはの部屋に向かう。
その事を聞いたキャリアが喜んだのは言うまでもなかった。
そして、心待ちにしていたその日がやって来た。
「キャリア、元気にしてたかい?」
「うんっ!」
待っていたキャリアを抱き上げるトーリア。一緒に待っていたなのはやはやて達、そしてトーリアと一緒に訪れたユーノも2人が凄く嬉しそうで家族の絆を思わず感じた。
だが、会食の席で一変する。
「エリオはこれが食べたいのっ!」
「ううん、お兄ちゃん先にこれを食べるってさっき言ってた!」
「ねぇ・・流石に今日は・・・」
メインスタッフが集まって一同に食べている中、あるテーブルだけが【いつも通り】に騒がしかった。
キャロならこういう席では流石に大人しくするのだが、素振りからどうやらもう1人のキャロの様だ。
「すみません・・・騒がしてしまって」
キャロの保護責任者であるフェイトが隣のトーリアに謝る。トーリアも呆然と騒いでいるのを見つめている。
「いつも・・・あんな感じなのでしょうか?」
「え・・えっと、いつもは・・もっと静かに・・」
「何言ってるんだフェイト、普段と一緒じゃねーか!」
どうフォローしようかと悩みながら言ったフェイトにヴィータがトドメをさす。恥ずかしくて俯くフェイト
『ヴィータちゃん本当の事でもこういう席では言っちゃダメなの!』
『そうや、空気読めんとアカンよ!』
「いえ、悪い意味で言ったのでは無くていつもこれくらいキャリアは元気なんでしょうか?私の知っているキャリアは私の前では明るく振る舞っていましたが寂しそうにしていたので・・」
「キャリアおねーちゃんと遊ぶの凄く楽しいよ♪」
こういう時、子供の無邪気さに助けられる。ヴィヴィオが嬉しそうに言ったのに付け加えて
「この子・・ヴィヴィオもキャリアさんが一緒に遊んでくれて毎日楽しそうですし、今日は何して遊んだとか教えてくれます。それにキャロとエリオも時々あんな風に言い合ってますが、内心は友達が出来て嬉しいみたいです」
なのはの言葉にはやても賛同するかの様に頷く。
トーリアはなのは達を見た後、もう一度キャリア達のやりとりを見つめた。しかし、その顔には先程とは違い笑みが溢れていた。
「ねぇキャリア」
「何?お父さん」
会食を終えた後、六課の周りをキャリアに案内して貰っている時トーリアはキャリアに声をかけた。
「もし、お父さんが時空管理局で働くって言ったらキャリアも一緒に来るかい?」
管理局・・・ここも管理局の筈
「ここで?」
「ううん、ここからは少し遠いんだ。キャリアやキャリアのお母さんの様な病気を持っている人を助けるのにお父さんも手伝いたいって思ってる」
悲劇を繰り返さない為に、それがトーリアが再び第一線の場に戻る理由。無論本局にも養育施設はあるが詳しくは知らなかった。
「ううん、それじゃ私お家で待ってる。」
キャリアは父の仕事の邪魔をしたくなかった。今まで自分の事で無理をさせたのも判っていたし、やってみたいことがあるなら進んで欲しいと思っていた。
「1人でかい?」
「うん・・・・出来れば・・・」
それを聞いてトーリアは複雑な表情をした。
【コンコンっ】
「はい、どうぞ~」
「お仕事中失礼します。」
「あ、どうぞどうぞ」
部隊長室の扉がノックされ、トーリアが入ってきた。
ユーノから本局研究班から彼の研究協力の話を聞いていたので、思わずトーリアがキャリアを連れて本局に行く話かな?と想像した。
前のソファーを勧めて自らも対面に座る
「キャリアさんとは色々話せました?」
「はい、こちらでの生活は凄く充実しているみたいです。久しぶりにあの子の笑顔を見ることが出来ました。」
トーリアも嬉しいらしい。彼の笑みにつられてはやても微笑む。
「そこで少しお聞きしたいのですが、機動六課は1年間の試験運用部隊と伺いました。皆さんその後は?」
あれ?少し話が違っている。ふとそんな疑問を抱きつつ
「まだ担当事件が解決していませんから何とも言えませんが、みんな元いた部署か希望転属先を聞いて紹介していくつもりです。」
「あの子達もでしょうか?」
あの子??誰の事だろう。とりあえず会食時に紹介した中で子供と思われそうな者をピックアップする。
「ヴィヴィオは保護者が見つかる迄保護しているだけですし、部隊員が今はヴィヴィオの保護責任者です。ヴィータは本局航空隊所属ですし、キャロは自然保護隊。エリオは訓練校卒業と同時に此処に来ているので希望先を優先する事になると思います。」
プライベートな事や機密扱いになるような事柄を避けつつ話すとトーリアは少し考えた後とんでもない事を口に出した。
「エリオさんは希望転属が優先されるんですね。実は・・・」
はやての想像の斜め上を遙かに超えているだけでなく、あまりにも突拍子も無い事だった。
「ちょ・・ちょっと待って下さい。え・えええと!エリオの保護者を呼びますんで!」
席を立ち、そのまま彼女のいるオフィスへと駆けだしていった。
「ちょっ・・・ちょっと、はやてどうしたの?」
「ええから一緒に来てっ」
フェイトはレリック捜査の報告書を作っていた所に突然はやてがやって来て有無を言わさずそのまま連れ出された。訳が判らずただ引っ張られていた。
「すみません、お待たせしました。彼の保護責任者連れてきました。」
「あっ、先程はすみませんでした」
「いえ、こちらの方こそ・・・」
部隊長室に連れてこられ中に入るとそこにはトーリアが座っている。お互いに頭を下げた後はやてに急かされてトーリアの対面に座る。フェイトの隣に座ったはやては
「え、ええとすみませんトーリアさん、さっきの事もう一度言って貰えますか?」
「エリオさんは訓練校の後すぐにこちらに配属されたと聞きました。それで、機動六課解散の後キャリアと一緒に来て貰えないでしょうか?」
「!?」
さっき聞いた時も自分の耳を疑っていた。しかし再び聞くと間違いでは無かったらしい。
隣で聞いたフェイトも驚いて事態を把握出来てない。
「え~っと・・それは・・つまり・・えっと?」
「三つ指ついて・・みたいな感じ?」
「そうじゃないと思うけど・・・あれ?」
一度聞いてフェイトより落ち着いていたはやては、フェイトを冷静にさせようと少しボケてみたがフェイトからの突っ込みは無いに等しかった。
連れてきたが張本人である為逆に混乱したのかも知れない。
「で・・その・・その事をキャリアさんやエリオには?」
「まだ言っていません。エリオさんはまだ任務の途中で何か支障があっても困りますし、本人の意志が向いていないとキャリアも喜ばないでしょう。」
聞いた時はやっぱり親子だと心の中で突っ込みをいれていたが、そこまで暴走もしていないし本人の意志を一応は尊重してくれるらしい。
そこでやっとフェイトは頭の整理が追いついたのか
「そう・・ですね、エリオやキャロ・キャリアさんが良いなら私は・・」
何とか答えたフェイトにトーリアは微笑んで頷いた。
「判りました。この話はまた後ほどと言うことで」
しかし、この時はやてもフェイトもこの親子の真価を理解していなかったのである。
夜間訓練の後、エリオはクタクタだった。なんとか部屋の近くまでやって来たとき
「お疲れ様~エリオ、はいっ」
何か飲み物を渡され一気に飲み干した。そして部屋に戻りシャワーを浴びた後ベッドに倒れた途端待っていたかの様に睡魔に襲われてしまった。
翌朝、扉をドンドンと叩く音でエリオは重い瞼を開いた。
「おはよ~エリオ、良く眠れた?」
「・・・ん・・・おはよう。ん・・・何か音・・聞こえてる・・」
「うん、まだ朝練まで時間あるからゆっくりすれば?」
「うん・・・もう少しだけ・・・」
再びベッドに横になった時、ふとエリオは気付いた。キャロは自分の事をエリオと呼ばない。あれ?
そう思い耳を澄ませると扉を叩く音と外から「エリオ君~っ!」と叫ぶ声が聞こえる。これはキャロの声?もしそうなら・・
一瞬で背筋が寒くなった。エリオの周りでエリオと呼ぶ者は数人いるがその中でこんな事を死そうなのは1人だけ。
今度は怖々瞼を開けるとそこには
「キャリア!?」
「おはよ~エリオ、今度は目が覚めた♪」
ズササッと飛び離れると突然念話が聞こえ始めた。
『エリオ君っエリオ君ってば!!』
『キャロ』
『良かった~昨日戻って来なかったからずっと念話送ってたのに・・・キャリアの部屋なんでしょ、ロック開けてよっ!』
『う・・うん』
昨日部屋に戻ったと思っていたのは自室じゃなくてキャリアの部屋だったのか・・・
そう思いながらドアのロックを外した。同時に駆け込んでくるキャロ
「エリオ君っ!・・・キャリ・・」
エリオに駆け寄り、奥にいたキャリアを見て固まるキャロ。キャロの視線に併せてエリオも振り向くとそこには下着姿のキャリアがベッドに座っていた。何事も無いかのように「おはよ、キャロ」と笑って挨拶する。
「ああああ・・ああの・その・・キャロ」
固まったままのキャロにエリオが恐る恐る声をかけると
「エリオ君のバカーッ!」
エリオとキャリアが咄嗟に耳を塞ぐ程の大声で叫んだ後踵を返して部屋を飛び出していった。
「キャロっ!」
追いかけて廊下に出るがそこには既にキャロの姿は見あたらなかった。
「あのね、エリオはまだ10歳なんだから・・」
キャロの声やドアを叩く音、そしてその後キャリアの部屋から出てきたエリオの姿。それが何を意味するのか・・・たちまち噂好きのメンテスタッフに伝わりそこから一気に誇張され広まった。
勿論、その話はフェイトや宿泊していたトーリアにも伝わり、エリオはキャリアと一緒にフェイトから呼び出された。部屋の中で何故かベッドの上で正座させられている。
「はい・・」
「こういう事はまだ早いと思うんだ・・・それに、キャロと一緒の部屋になった渡したよね?」
ティアナ達が作ったマニュアルを見せるフェイト。ティアナ達もまさかこういう事が起こるとは思ってなかったが冗談半分で書いて置いた事が現実になって流石に笑い事では済まなかった。
延々とフェイトの説教が続くと思われた。しかし、そこにトーリアが口を挟んで聞く。
「それで・・キャリアとは何かあったのかい?」
「それは・・・ベッドに倒れ込んでそのまま寝てしまって・・・朝起きたら・・目の前に・・」
「覚えてないんだね」
「・・・・はい」
「キャリアは?」
「すみません、博士。私の管理不行き届きです」
親子の仲に溝が出来るかも知れない。そう感じたフェイトはトーリアに頭を下げた。
「責任は私に」
「いえ、僕にっ!」
口を挟んだエリオにフェイトは一喝した
「エリオは黙って!全責任は私にあります。本局に報告して頂いて処分は・・・」
そう言いかけた瞬間
「誰にも責任は無いよ。フェイト隊長」
「そうそう。」
そう言ってなのはとはやてが中に入ってきた。
「なのは・・はやて・・・それって?」
どちらが先に言うか相談したあと、なのはが先に話し始めた。
「昨日の深夜訓練でみんなヘトヘトになるまで頑張ってたの。だからスバルもティアナもキャロもすぐに寝ちゃったんだって。エリオもそうだよね?。」
頷くエリオ。しかしそれだけでは理由にはならない
「で、うちは前にキャリアにあげたペンダント。簡易なデバイスの機能もあってな、訓練後シャワーを浴びた後くらいの時間にキャロとエリオの部屋の前からゆっくりとキャリアの部屋の中への移動した記録とその後の記録・・これはプライバシーもあるから出せへんけど、何も無かったよ」
シャーリーには盗聴を咎めているのにと突っ込みを入れたくなったが、もしキャリアの身に危険が迫った時、すぐさま対応出来るようにと考えて渡した。ただ、監視用といえば持ち歩かないかも知れないと考えて「念話のジャミング機能」も取り付けたのだろうとフェイトにも想像がついた。
「嘘、私監視されてるの?はやてさん、これ返しますっ!」
自分がずっと監視されていると思ったキャリアは怒って身につけていたペンダントを外そうとした。
「いや、キャリアが此処にいる間はそれを付けててな。これは部隊長としての命令や」
はやては普段と変わらぬ表情だったが言葉は厳しかった。
「それに、六課メンバーの殆どはよく似た物を持ってるんよ。エリオにもストラーダに同じ様な物が組み込まれてる。ただ、キャリアの方が簡単に見れたからそっちを言っただけ。」
外しかけたペンダントを元に戻す。それを見てキャリアに近寄って
「キャリア、何人もの人が集まって暮らす所には守らなあかん決まりがある。それを破れば自分は良くても他の誰かが困る事になる。わかるな?」
「・・・・はい」
シュンとなって頷く。
「なら、次に何をしたらいいかわかるな?」
キャリアは何も言わずそのまま部屋から飛び出していった。追いかけようとしたエリオをはやてが止め首を横に振る。
「エリオ、今はここで待ってて。キャリアも痛みはわかる子や」
「はい。どうして?」
エリオの問いかけにはやては答えず、トーリアの方を向いてニコっと笑った。それだけで通じたらしい。キャリアへの問いかけの後フェイトの謝罪にも何も語らずただ見守っていた。ヤレヤレといった顔で
「フェイトさん、エリオさんすみませんでした」
「最初に気付いてたんとちゃいます?」
何故謝られたか判らないフェイトとエリオを横目にやっぱりと予想していたとおりと納得したはやて
「キャリアはエリオに一緒に来て欲しかったんよ。それで疲れてフラフラしながら部屋に戻るエリオを自分の部屋に誘って・・・少し行き過ぎもあったけど。キャリアにすればキャロが羨ましかったんとちゃう?」
「あっ!」
はやてはキャリアの行動や記録をあえて出さずに彼女に何かを求めた。キャリアもそれに気付いて部屋から飛び出していった。そしてトーリアが謝った事と今のはやての言葉で昨夜何が起きたのかフェイトもわかった。
エリオを追いかけさせなかったのははやてなりの優しさなのだろう。
トーリアもキャリアに聞き彼女が無言の笑顔で返して来た時に何となくわかっていた。しかし、フェイトにそれを言う前になのはとはやてが入ってきてはやてがそれを知っていたので後を任せていた。
「もし、【その事に気付かなければ】私も・・」
「気付いた事ですしもういいでしょ」
それ以上は本人達の問題、そう思い全員がエリオを見つめた。しかし全員の視線を受けたエリオは何がどうなったのかさっぱりわからずただオロオロするだけだった。
「グスッ・・・エリオ君の・・バカっ・・キャリアの・・・バカっ・・グスッ」
昨日は部屋に戻るなり眠ってしまった。そして朝目覚めるといつも横で眠っているエリオの姿が無く、慌てて念話を試みたが全然応答がない。
胸騒ぎを覚えキャリアの部屋に向かったら・・・一番信じたく無い物を見てしまった。
エリオが遠くに行ってしまった様な気がした。
「バカ・・グスッ」
ベッドの腕でシーツを頭からかけたまま、涙を止められなかった。
【コンコン】
「キャロ・・・入るね・・」
鍵をかけるのを忘れていた事を少し後悔する。今一番会いたくない人が近づいてくる。
「キャロ・・・」
「来ないでっ!出ていって!顔も見たくないんだからっ!」
シーツに触れられた時、感情に任せた言葉が次から次へ飛び出していた。あからさまに拒絶されたキャリアはキャロの勢いに驚いて一歩後ろへ引いてしまう。
「キャロ・・・ごめん。」
ポツリと言った言葉
「どうして・・・」
「え?」
「どうして・・・そんな事するの?・・・どうしてそんな・・騙す様な・・事」
口喧嘩する事もあったけれど友達になれると思っていた。もし、任務が無ければ一緒に遊びに行くことも多かったかも、思えば思うほど憎しみが大きくなっていた。
「ゴメン・・・でも、キャロもずるいよ」
「ずるいのはキャリアじゃない!エリオ君とずっと・・ずっと一緒にいるのに私がお喋りする時くらい・・一緒の時があってもいいじゃない!」
思わぬキャリアの反撃にカッと頭に血が昇ったのか
「私とエリオ君は任務だよ。キャリアみたいにずっと遊んでいるんじゃないよ。こんな事なら治さなければ・・」
ハッっと気付いた時には既に遅かった。一気に頭が冷える。だがその瞬間
【パァァァアン】
甲高い音と共に頬が熱くなった。一瞬何が起きたか判らなかったキャロだが、目の前で自分の手を持ったままのキャリアを見た時叩かれたのだと気付いた。
涙目のキャリア
「・・・キャロのバカっ・・・もう知らないっ!」
そう言い残し部屋を飛び出していった。
~~こめんと~~
エリオとキャロとキャリア、それぞれの気持ちと行き違いや少し歯がゆさが出ていれば嬉しいです。
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