第0話 「ふたりのはじまり」

「なのはママ」
「どうしたのヴィヴィオ?」
「なのはママとフェイトママ、ずっとずっと前から仲良しなの?」
 
 ある夜、一緒に入ったベッドの中でヴィヴィオがなのはに向かって聞いた。

「誰か友達とケンカでもしたのかな? なのはママとフェイトママはね最初はすっごく仲が悪かったの。でも、なのはママもフェイトママもお友達になりたいって思ってたんだ。だからなのはママはフェイトママに言ったの。『名前をよんで』って。それからずっと大切なお友達」
「・・・・」
「もしヴィヴィオが誰かとケンカしちゃって、それでも友達になりたいならまっすぐ見つめてお話しようよ。『名前をよんで』って」
「・・・・うん・・・」

 優しく微笑んだなのはの顔を見つめて頷く。
それは、ある事件が始まる前のずっとずっと前のお話


世界は必然が折り混ざって成り立っている。

 もしそれがある時を境に変わってしまったら・・・

  同じ未来に繋がる?

   全然違った世界になる?
 
    それは誰にも判らない事。

     でも・・・もし・・・それを知ってしまった時

あなたはどうしますか?
~~コメント~~
 ご無沙汰して本当に申し訳ありませんでした。。
 キャロのサブストーリーが終わって1ヶ月、細々と直したりしていました。
 初心に戻ってスタートです。オリジナル設定はあまり多く出したくないのですが、大きいのがいくつか出来てしまいました。

 グダグダ前置きも置いておいて、新章スタートです。
 

Comments

Comment Form

Trackbacks