第34話「再会、ヴィヴィオとヴィヴィオ」
- リリカルなのは AdditionalStory > 第4章 再びの地で
- by ima
- 2014.12.18 Thursday 21:41
突如上から声が聞こえ思わず飛び退く。直後さっきまで居た場所に人が落ちてくる。巻き起こる土煙。
「イタタタタ…」
落ちてきた人影はアリシアだった。
「アリシア?」
「ヴィヴィオ酷いよ~、途中で手を離すなんて」
「あ…ごめん」
立ち上がってスカートに付いた土をポンポンと叩いて落とした後
「ここは?」
「わかんない。魔力があるのは感じるから魔法文化もあると思うんだけど…RHdここどこかわかる?」
ヴィヴィオは胸のペンダントに問いかけるとRHdから声が聞こえた。どうやら家の近所らしい。
「あの子は?」
聖王ヴィヴィオの姿が見えず辺りを見回している。
「私の中にいるみたい。それより荷物はどうしよう?」
ブレイブデュエルの世界に行った時に感じた不安感は無かった。
転移するときは気にもしていなかったけれど、元々小旅行だったのだから着替えを含めそれなりの荷物があった。でもゲームの中から直接飛んだものだから何も持って来ていない。
「そっちも大丈夫じゃない? …だってアレ…どうしたのかはわかんないけど…」
アリシアが指さす方向を見ると、そこには私達が持って来たバッグが並んでいた。
「…(ハタパタと手を動かしている)」
「クリスどうしたの?」
その頃高町家の自室ではヴィヴィオが遊びに来る彼女達とのスケジュールを色々練っていた。
その時、目の前でクリスが手をパタパタさせている。
「もしかして…来た?」
「……(コクコクと頭を振っている)」
クリスは少し前に彼女と一緒に居た事がある。連絡も取れないからいつ来るか判らないとヴィヴィオはクリスに彼女の反応があったら教えてくれるように頼んでいた。
「一緒に迎えに行こう♪」
「……(大きく頷く)」
「なのはママ~、フェイトママ~、2人がこっちに来たみたいだからお迎えに行ってきま~す。」
クリスを抱き抱えて階段を降り、2人のママに声をかけて外へ駆けだした。
「荷物全部入ってるみたい。みんなへのお土産もちゃんとあるし」
その頃、公園の片隅でバッグの中をチェックする2人の姿があった。アリシアがホッと息をつく。
「私のも全部ある。本当にどうすればこんな事できるのかな?」
あっちで使っていた着替えとかも全部揃っていた。悠久の書がこんな風にしてくれたのか気になったけれど詮索したところで何か判るわけではない。
「まぁあるんだしいいんじゃない?」
彼女も同じ考えにたどり着いたらしい。
「うん、じゃあ」
「ヴィヴィオ~っ! アリシア~っ!!」
その時、2人を呼ぶ声が聞こえて立ち上がった。ここで私達を知っているのは…
「ヴィヴィオ♪ アインハルトさん♪」
彼女達だけ
「は~い♪」
手を振って答えた。
「えっ? 違う世界に行ってた?」
高町家へ向かう間、ヴィヴィオとアインハルトに別世界の話をしていた。
「そうなの、魔法が無い世界で全然魔法が使えなくなって転移魔法も使えなかったからこっちに来るの遅れちゃって大変だったんだから」
「魔法が無い世界、大変だったんですね…」
深刻な顔をするアインハルトに
「あっ、いえ、そこまで大変じゃなかったです。小さい頃のママ達も居ましたから。」
「そうですか」
笑顔に戻る彼女を見てホッと息をつく。
「小さい頃のママ、会ってみたいな~」
羨ましそうに言うヴィヴィオ。その時アインハルトから念話が届く
『ヴィヴィオさん、こちらのヴィヴィオさんはあの事件の記憶が封鎖されています。ですから…』
あっ、と思い出す。ヴィヴィオとアインハルトは砕け得ぬ闇事件に関わっていて、ヴィヴィオの記憶は封鎖された状態にあり時間転移の資質を持ったアインハルトだけがその記憶を残している。
『そうでした、気をつけます。こっちは…アリシアはその記憶封鎖が解けちゃってというかチェントが話しちゃったから』
アインハルトがアリシアの方を見ると彼女は笑顔で頷いた。私達が念話をしていたのに気づいていたらしい。
そうこうしている間に高町家に着いてしまった。
「なのはママ、フェイトママただいま~、お客様を連れてきました。」
ドアを開けると奥からパタパタと音が聞こえなのはとフェイトが顔を見せた。
「こんにちは、お世話になります。」
家族なのに別人であり、ほんの1時間前には彼女達の子供の姿を見ていたヴィヴィオは懐かしいようで久しぶりに会えて嬉しくて、むずかゆい気分だった。
「いらっしゃい…じゃないよ、おかえりヴィヴィオ」
「おかえり、ヴィヴィオ、姉さん」
そんな気持ちを知ってか知らずかなのはとフェイトは笑顔で迎えてくれた。
「へぇ~魔法が無くて、ゲームの中で魔法が使える世界か…楽しそうだね」
「姉さんや母さん、リニスも一緒で、リンディ母さんと一緒にお店を経営してるんだ。少し行ってみたいかも」
来る前に行ってきたブレイブデュエルの世界の話をするとなのはとフェイトも面白そうに言った。
「でも、魔法が使えないから大変だったんだから。」
「アハハ…それもそうだね。」
「それよりも、こっちに居る間のスケジュール立てようよ。」
ヴィヴィオがそう言って幾つも端末を広げた。
「こっちは楽しそうなお店をピックアップしてみたの。こっちがみんなと遊びに行こうと思ってた場所で、インターミドルで友達になった子達も紹介したいし…あとみんなで一緒に練習とか試合したいなって」
話題のお店や遊べるお店や施設、ストライクアーツの記事、目の前のウィンドウがどんどん増えていく。
彼女の勢いにヴィヴィオもアリシアも驚きつつも彼女がスケジュールを考え、資料を集め楽しみにしてくれていた事が嬉しかった。
「私達が選んじゃっていいの?」
「うん♪」
早速アリシアと一緒に行きたいと思うところをいくつか選ぶ。
「なんだか見違えちゃったね」
なのはは2人のヴィヴィオとアリシア、アインハルトが話しているのを眺めながら隣のフェイトに囁く。
「うん、前に来た時はそっくりだって思ったのに今はあっちのヴィヴィオの方がお姉さんに見える。」
「ヴィヴィオが聞いちゃったら怒られちゃいそうだけどね。」
「そうだね。」
2人で笑いあう。
前にヴィヴィオが来た時から数ヶ月経っている。こっちのヴィヴィオもストライクアーツの大会に参加したり、オリヴィエやクラウスの記録を無限書庫で探したり、アインハルトと全力勝負をしたりと日々成長している。ヴィヴィオもきっと短い期間に色々あったのだろう。
ヴィヴィオの話に乗る様子を見るだけでも落ち着いた雰囲気がある。
「あ、忘れてた。そのまま話してて」
暫く4人の会話を聞きながらフェイトと話しているとアリシアが何か思い出したらしく部屋を出て行って、少しして戻って来た。そしてフェイトの横に立って
「これママから」
「私に? 母さんから?」
フェイトは渡されたディスクを受け取る。
「映像ディスクみたい。時間があるときにでも見て下さいって。」
「…うん、ありがとう」
何が入っているのか気づいたフェイトは嬉しそうにディスクを抱きしめた。
こちらの世界にはプレシアとアリシアは居ない。ヴィヴィオには時間移動魔法の資質が受け継がれていないから…。
きっとフェイトは世界を越えてプレシアに会いたいと思っているだろうけれど、なのはとしてはヴィヴィオが資質を持っていなくて良かったと思っている。
持っていたらもっと大変な事に巻き込まれる。
目の前の彼女から感じる雰囲気は彼女がそんな物事に巻き込まれて来た結果なのだろうから。
~コメント~
1話にも書きましたが「Additional」というのは付加された世界です。今話からは再びのVivid世界編です。
Vivid編は以前「AdmixingStory」でヴィヴィオがやってきた(連れて来られた)経緯があり、そこから夏休みを利用した小旅行が始まりました。
先日Web拍手で「タイトルはどんな風に考えているのですか?」という質問を頂きました。
ASシリーズはリリカルなのはA'sのタイトルにあやかって「A~~~Story」と名付けるルールを設けています。その中でも関連する世界での話は同じ系統のシリーズとして番号やサブタイトルを付随させています。
AgainStoryは「闇の書事件」の話でしたので
AgainStory2は闇の書の復活を目指した闇の欠片事件で
AgainStory3は闇の書事件を題材にしたMovie2ndA'sの話でした。
AffectStoryもオリヴィエが登場する話でしたので続編で
「~刻の移り人~」というサブタイトルを付けました。
他に
もう1つの世界: 「AnotherStory」
再びの世界:「AgainStory」
ヴィヴィオの背景の(元になった)世界 「AgainSTStory」
(AgainSTと最後のSTが大文字になっているのはStrikersが舞台のため)
更に加えられ混ざった世界:「AdmixingStory」
ヴィヴィオに連なる(オリヴィエ登場):「AffectStory」
幾つものA~~が含まれた話:「AS(私的にはAlicia'sStory」
「AdditionalStory」も先の理由がありadd「加える」が元になる話(イノセントが混ざっているので純粋なAdmixingStory2ではなく、更に付加した「Additional」というタイトルになっています。
…じつは話のあらすじが出来てから1番悩むのがタイトルだったり(苦笑)
先日イラスト担当の静奈君から冬コミ新刊の入稿が出来たと連絡がありました。ということで…
冬コミで『リリカルなのはAdditionalStory2』頒布決定!!
AdditionalStoryは掲載中の0話~22話と書き下ろしを収録しました。「2」はというとその続編ですので「23話~最終話」+番外編(文庫本のみの書き下ろし)になります。
初めてホームページより文庫本が先に進む逆転パターンとなりましたが是非楽しみに頂ければと思います。
「イタタタタ…」
落ちてきた人影はアリシアだった。
「アリシア?」
「ヴィヴィオ酷いよ~、途中で手を離すなんて」
「あ…ごめん」
立ち上がってスカートに付いた土をポンポンと叩いて落とした後
「ここは?」
「わかんない。魔力があるのは感じるから魔法文化もあると思うんだけど…RHdここどこかわかる?」
ヴィヴィオは胸のペンダントに問いかけるとRHdから声が聞こえた。どうやら家の近所らしい。
「あの子は?」
聖王ヴィヴィオの姿が見えず辺りを見回している。
「私の中にいるみたい。それより荷物はどうしよう?」
ブレイブデュエルの世界に行った時に感じた不安感は無かった。
転移するときは気にもしていなかったけれど、元々小旅行だったのだから着替えを含めそれなりの荷物があった。でもゲームの中から直接飛んだものだから何も持って来ていない。
「そっちも大丈夫じゃない? …だってアレ…どうしたのかはわかんないけど…」
アリシアが指さす方向を見ると、そこには私達が持って来たバッグが並んでいた。
「…(ハタパタと手を動かしている)」
「クリスどうしたの?」
その頃高町家の自室ではヴィヴィオが遊びに来る彼女達とのスケジュールを色々練っていた。
その時、目の前でクリスが手をパタパタさせている。
「もしかして…来た?」
「……(コクコクと頭を振っている)」
クリスは少し前に彼女と一緒に居た事がある。連絡も取れないからいつ来るか判らないとヴィヴィオはクリスに彼女の反応があったら教えてくれるように頼んでいた。
「一緒に迎えに行こう♪」
「……(大きく頷く)」
「なのはママ~、フェイトママ~、2人がこっちに来たみたいだからお迎えに行ってきま~す。」
クリスを抱き抱えて階段を降り、2人のママに声をかけて外へ駆けだした。
「荷物全部入ってるみたい。みんなへのお土産もちゃんとあるし」
その頃、公園の片隅でバッグの中をチェックする2人の姿があった。アリシアがホッと息をつく。
「私のも全部ある。本当にどうすればこんな事できるのかな?」
あっちで使っていた着替えとかも全部揃っていた。悠久の書がこんな風にしてくれたのか気になったけれど詮索したところで何か判るわけではない。
「まぁあるんだしいいんじゃない?」
彼女も同じ考えにたどり着いたらしい。
「うん、じゃあ」
「ヴィヴィオ~っ! アリシア~っ!!」
その時、2人を呼ぶ声が聞こえて立ち上がった。ここで私達を知っているのは…
「ヴィヴィオ♪ アインハルトさん♪」
彼女達だけ
「は~い♪」
手を振って答えた。
「えっ? 違う世界に行ってた?」
高町家へ向かう間、ヴィヴィオとアインハルトに別世界の話をしていた。
「そうなの、魔法が無い世界で全然魔法が使えなくなって転移魔法も使えなかったからこっちに来るの遅れちゃって大変だったんだから」
「魔法が無い世界、大変だったんですね…」
深刻な顔をするアインハルトに
「あっ、いえ、そこまで大変じゃなかったです。小さい頃のママ達も居ましたから。」
「そうですか」
笑顔に戻る彼女を見てホッと息をつく。
「小さい頃のママ、会ってみたいな~」
羨ましそうに言うヴィヴィオ。その時アインハルトから念話が届く
『ヴィヴィオさん、こちらのヴィヴィオさんはあの事件の記憶が封鎖されています。ですから…』
あっ、と思い出す。ヴィヴィオとアインハルトは砕け得ぬ闇事件に関わっていて、ヴィヴィオの記憶は封鎖された状態にあり時間転移の資質を持ったアインハルトだけがその記憶を残している。
『そうでした、気をつけます。こっちは…アリシアはその記憶封鎖が解けちゃってというかチェントが話しちゃったから』
アインハルトがアリシアの方を見ると彼女は笑顔で頷いた。私達が念話をしていたのに気づいていたらしい。
そうこうしている間に高町家に着いてしまった。
「なのはママ、フェイトママただいま~、お客様を連れてきました。」
ドアを開けると奥からパタパタと音が聞こえなのはとフェイトが顔を見せた。
「こんにちは、お世話になります。」
家族なのに別人であり、ほんの1時間前には彼女達の子供の姿を見ていたヴィヴィオは懐かしいようで久しぶりに会えて嬉しくて、むずかゆい気分だった。
「いらっしゃい…じゃないよ、おかえりヴィヴィオ」
「おかえり、ヴィヴィオ、姉さん」
そんな気持ちを知ってか知らずかなのはとフェイトは笑顔で迎えてくれた。
「へぇ~魔法が無くて、ゲームの中で魔法が使える世界か…楽しそうだね」
「姉さんや母さん、リニスも一緒で、リンディ母さんと一緒にお店を経営してるんだ。少し行ってみたいかも」
来る前に行ってきたブレイブデュエルの世界の話をするとなのはとフェイトも面白そうに言った。
「でも、魔法が使えないから大変だったんだから。」
「アハハ…それもそうだね。」
「それよりも、こっちに居る間のスケジュール立てようよ。」
ヴィヴィオがそう言って幾つも端末を広げた。
「こっちは楽しそうなお店をピックアップしてみたの。こっちがみんなと遊びに行こうと思ってた場所で、インターミドルで友達になった子達も紹介したいし…あとみんなで一緒に練習とか試合したいなって」
話題のお店や遊べるお店や施設、ストライクアーツの記事、目の前のウィンドウがどんどん増えていく。
彼女の勢いにヴィヴィオもアリシアも驚きつつも彼女がスケジュールを考え、資料を集め楽しみにしてくれていた事が嬉しかった。
「私達が選んじゃっていいの?」
「うん♪」
早速アリシアと一緒に行きたいと思うところをいくつか選ぶ。
「なんだか見違えちゃったね」
なのはは2人のヴィヴィオとアリシア、アインハルトが話しているのを眺めながら隣のフェイトに囁く。
「うん、前に来た時はそっくりだって思ったのに今はあっちのヴィヴィオの方がお姉さんに見える。」
「ヴィヴィオが聞いちゃったら怒られちゃいそうだけどね。」
「そうだね。」
2人で笑いあう。
前にヴィヴィオが来た時から数ヶ月経っている。こっちのヴィヴィオもストライクアーツの大会に参加したり、オリヴィエやクラウスの記録を無限書庫で探したり、アインハルトと全力勝負をしたりと日々成長している。ヴィヴィオもきっと短い期間に色々あったのだろう。
ヴィヴィオの話に乗る様子を見るだけでも落ち着いた雰囲気がある。
「あ、忘れてた。そのまま話してて」
暫く4人の会話を聞きながらフェイトと話しているとアリシアが何か思い出したらしく部屋を出て行って、少しして戻って来た。そしてフェイトの横に立って
「これママから」
「私に? 母さんから?」
フェイトは渡されたディスクを受け取る。
「映像ディスクみたい。時間があるときにでも見て下さいって。」
「…うん、ありがとう」
何が入っているのか気づいたフェイトは嬉しそうにディスクを抱きしめた。
こちらの世界にはプレシアとアリシアは居ない。ヴィヴィオには時間移動魔法の資質が受け継がれていないから…。
きっとフェイトは世界を越えてプレシアに会いたいと思っているだろうけれど、なのはとしてはヴィヴィオが資質を持っていなくて良かったと思っている。
持っていたらもっと大変な事に巻き込まれる。
目の前の彼女から感じる雰囲気は彼女がそんな物事に巻き込まれて来た結果なのだろうから。
~コメント~
1話にも書きましたが「Additional」というのは付加された世界です。今話からは再びのVivid世界編です。
Vivid編は以前「AdmixingStory」でヴィヴィオがやってきた(連れて来られた)経緯があり、そこから夏休みを利用した小旅行が始まりました。
先日Web拍手で「タイトルはどんな風に考えているのですか?」という質問を頂きました。
ASシリーズはリリカルなのはA'sのタイトルにあやかって「A~~~Story」と名付けるルールを設けています。その中でも関連する世界での話は同じ系統のシリーズとして番号やサブタイトルを付随させています。
AgainStoryは「闇の書事件」の話でしたので
AgainStory2は闇の書の復活を目指した闇の欠片事件で
AgainStory3は闇の書事件を題材にしたMovie2ndA'sの話でした。
AffectStoryもオリヴィエが登場する話でしたので続編で
「~刻の移り人~」というサブタイトルを付けました。
他に
もう1つの世界: 「AnotherStory」
再びの世界:「AgainStory」
ヴィヴィオの背景の(元になった)世界 「AgainSTStory」
(AgainSTと最後のSTが大文字になっているのはStrikersが舞台のため)
更に加えられ混ざった世界:「AdmixingStory」
ヴィヴィオに連なる(オリヴィエ登場):「AffectStory」
幾つものA~~が含まれた話:「AS(私的にはAlicia'sStory」
「AdditionalStory」も先の理由がありadd「加える」が元になる話(イノセントが混ざっているので純粋なAdmixingStory2ではなく、更に付加した「Additional」というタイトルになっています。
…じつは話のあらすじが出来てから1番悩むのがタイトルだったり(苦笑)
先日イラスト担当の静奈君から冬コミ新刊の入稿が出来たと連絡がありました。ということで…
冬コミで『リリカルなのはAdditionalStory2』頒布決定!!
AdditionalStoryは掲載中の0話~22話と書き下ろしを収録しました。「2」はというとその続編ですので「23話~最終話」+番外編(文庫本のみの書き下ろし)になります。
初めてホームページより文庫本が先に進む逆転パターンとなりましたが是非楽しみに頂ければと思います。
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