第38話「変わりゆく関係」

「………」
「………ヴィヴィオ……」
「……うん…」

 ミッドチルダ地上本部からヴィヴィオとフェイトが誘拐されたと連絡があった。でも私はここに居る…ということは

「リオ、ヴィヴィオ大変! アインハルトさんからヴィヴィオとアリシアとはぐれちゃったんだって!」

 通信を終え血相を変えたコロナがこっちにやって来た。
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第37話「入れ替わるヴィヴィオ」

「はい、ヴィヴィオです。」

 アインハルトと別れて高町家に戻って来た後、先に戻っていたヴィヴィオと一緒にお風呂に入って3人一緒にヴィヴィオの部屋の彼女のベッドに入り…泥の様に眠った。

 異世界でほぼ1日過ごしてブレイブデュエルで戦って、転移魔法を使い、更にここでほぼ1日過ごしたのだから疲れは一気に出て、ベッドの温もりに触れた途端微睡みに包まれた。
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第36話「エレミアの手記」

「あ~びっくりした。」

 はやて達と別れてからヴィヴィオは胸を撫で下ろした。

「会わない所を探したつもりだったんだけど。私もびっくりしちゃった」

 ヴィヴィオも内心とても慌てていたらしい。

「ですが、ここでお会いして良かったです。もし私達がトレーニングセンターでデバイスを使っていたら…大変な目に遭っていたでしょうから。」
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第35話「狸娘,本領発揮」

「ヴィヴィオやアインハルトさんも負けちゃったんだ…」

 ストライクアーツの大会、インターミドル。ヴィヴィオもアインハルトもヴィヴィオから見ればかなり強かった。それでも負けたという事にヴィヴィオは少なからず驚された。

「アインハルトさんの対戦相手前回のチャンピオンだったんですよ、負けちゃいましたけど本当に僅差だったんです。」

「私なんてとても…相手選手が強すぎて全く歯が立ちませんでした。全国レベルの強さを思い知りました。」
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第34話「再会、ヴィヴィオとヴィヴィオ」

「っと!」

 光の中から現れたヴィヴィオはトンと着地して辺りを見回す。

「ここはどこだろ?」

 少し広い公園らしいけれど…

「キャアアアアアッ!」
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