第14話
- リリカルなのは AgainStory4 > 第2章 刻を超えた禁忌
- by ima
- 2022.04.15 Friday 20:07
「ユーリの魔法と、私の知っている古代ベルカのプログラム、惑星再生委員会が以前夜天の書を調べた時のデータを使って自動防衛システムが管制システムや夜天の書のプログラムと絡み合っている所はわかったわ。」
3人で話している短時間に見つけたことに驚くヴィヴィオとアリシア。
「でも…ここまで複雑に絡み合っていたなんて…1つずつ外したくても防衛プログラムの本来の機能の修復機能が動いて元に戻してしまうみたいなんです。守護騎士プログラムは管制プログラムと繋がっていただけなので切り離すのは難しくありませんが、管制プログラムと防衛プログラムは…」
3人で話している短時間に見つけたことに驚くヴィヴィオとアリシア。
「でも…ここまで複雑に絡み合っていたなんて…1つずつ外したくても防衛プログラムの本来の機能の修復機能が動いて元に戻してしまうみたいなんです。守護騎士プログラムは管制プログラムと繋がっていただけなので切り離すのは難しくありませんが、管制プログラムと防衛プログラムは…」
ユーリの前にあったウィンドウをのぞき見る。その中に表示されていた自動防衛プログラムがどれ位絡み合っているのかヴィヴィオも一目でわかった。
何十…百単位じゃない、千箇所近く繋がっていてまるで逃さないという意思…怨念すら感じる。
『すまない、私達の力不足だ』
ウィンドウ越しにフィルが謝る。彼も遠方から繋いで調べてくれていたらしい。
「いや…私こそ礼を言う。私の為にここまで調べてくれたのだから…ヴィヴィオとアリシアが言った通り優秀なのがよくわかった。わずかな時間で原因を見つけたのはあなた達が初めてだろう。」
「ごめんなさい…私がもっと知っていれば…調べていたら…ずっと一緒に居たのに…ごめんなさい」
涙ぐむユーリの頭を優しく撫でるリインフォース。
全員が絶望していた時、そんなことを気にしない者が居た。
「お~い、エレノアがご飯だって~♪ 味見したけどすっごく美味しいよ、手を洗って…。ん?どうしたの? みんな揃って顔暗いよ?」
レヴィがやってきた。オーバーオールに藁がついている。
シュテルとディアーチェがこっちにかかりっきりになっていたので、家畜の餌やり等日々の仕事を片付けていたらしい。
「防衛プログラムが…リインフォースの夜天の書の管制プログラムと切り離せないんです。」
「ここまで複雑だとは思わなかった。」
シュテルとディアーチェに事情を聞いた後、ユーリの前にあったウィンドウを覗き込む。
「うわ…滅茶苦茶絡まってる…。ん?」
驚くレヴィ。しかし、その後ジ~っと見つめる。
「……あっ、そうか! これをこうして…こうすれば…簡単、ほら出来た♪」
複数のミッドチルダ式の魔方陣を作ってその中で術式を生み出し、夜天の書に繋げた。
すると蔦か鎖の様に絡まっていた自動防衛システムとの接続が砕けるように崩れていく。
「この『修復プログラム』が何か変な動きをしてたからついでに止めたよ。これの直し方は…わかんないや♪」
笑って言うレヴィ。全員の目が点になって彼女と夜天の書を交互に見つめる。
いち早く我に返ったアリシアが思い出したように言う。
「そう言えば…ユーリが渡してくれた夜天の書のページ…レヴィはその場でプログラムを組んで直しちゃってた…ミッドチルダ式の魔法で…」
言われてみれば彼女は翻訳用のデータを全く見ずに別体系の術式を使って修復していた。こんな技ヴィヴィオどころかユーノですら出来ない。
今の防衛システムを埋め込んだ者も想像すらしていなかったに違い無い。
「それよりもご飯! 冷めちゃうと美味しくなくなるから早く来てよ!」
そう言うと部屋の奥に戻って行ってしまった。
「全く…あなたは…本当に天才ですね…」
シュテルが彼女の背を目で追いながら呟く、私も深く頷いた。
全員でエレノアの特製野菜スープに舌鼓を打った後
プレシアとヴィヴィオ、リインフォースを中心に作戦を詰めた。
「リインフォース、あなたは本当の事は誰にも話しては駄目よ。勿論はやてにも。誰かに知られた時点で未来が変わって、最悪…ヴィヴィオや私達…ここも消えてしまう。それ位大切なのを忘れないで」
「ああ、わかっている」
リインフォースが真剣な眼差しで頷く。
「明日、ヴィヴィオはリインフォースを連れてアースラに戻る。」
「えっ? この後直ぐじゃないんですか?」
打ち合わせの後、そのまま行くつもりだったヴィヴィオは聞き返す。
「ええ、ヴィヴィオの魔力は前より上がっているけれど、今まで経験した中でもかなり遠いわ。既に往復した後で、この後…3回は使わなくてはいけない。1日休んで回復した方がいいわね。」
移動手段の様に使っている空間転移とは違い、時間・空間を超える時空転移は多くの魔力を消費する。
昨日はプレシアとアリシアと一緒にエルトリアに飛んで、今日は更に異世界・15年前を往復している。
気分が高揚していて気づかなかったけれど、彼女に言われた通り以前なら既に魔力を使いきって眠っていたかも知れない。
「そうね、焦っても仕方ないし…」
「だが、自動防衛プログラムの修復が再生してしまわないだろうか。」
リインフォースの心配に笑顔で答えるユーリ。
「それは大丈夫です。修復はレヴィが止めてくれました…他のプログラムからの影響でずっと止めることは出来ませんが、1日位なら。」
「もし駄目だったら私が止める。大丈夫、前よりすっごく強くなってるんだから♪」
私も笑顔で握りこぶしを見せる。
「って、ヴィヴィオが魔力を使っちゃだめでしょ!」
「そうね、ヴィヴィオは余計な魔力を使わない様に注意しなさい。」
即座にアリシアが突っ込みを入れプレシアも続いた。
「話が逸れたわね。ヴィヴィオは彼女達を送ったら翌日の夜に転移する。場所は最後の魔法を使う場所。時間と場所はあなたが指定してくればいいわ、例えば『日が昇る頃の海岸』の様にリンディやクロノに言えばその通りにしてくれるでしょう。」
「わかった、その様に頼もう。」
「ヴィヴィオは暫く隠れながら待つことになるわね。近づけばアースラに気づかれてしまうし…センサーを使えるなら私のを貸すけれど…」
魔力感知や映像を記録する為のセンサー。市販もされているが管理局・聖王教会のセンサーに見つからないような特殊なタイプは管理局・聖王教会でもごく一部の者しか手に入れられない。
ヴィヴィオのデバイス、RHdにもセンサーを捕捉する機能はある。でもヴィヴィオ自身使ったことがない。
「丁度いいね、明日まで時間もあるしここで使い方を練習しようよ。私も覚えたかったし、ママ、良いでしょ?」
「ええ、後で渡すわ。リインフォースを消滅させる魔法が起動した直後、上空に移動して管制プログラムをここに受け止める。」
そう言ってデバイスから1冊の本を出す。
昨日見せてくれた本だ。
「このストレージデバイス、ここにあなたの管制人格プログラムだけを入れる。受け止める為のプログラムは用意してあるから起動したままで上空に行きなさい。」
「受け止めた後、そのまままっすぐここに戻ってくる。防衛プログラムが残っていないか私達が調べるわ。」
「リインフォース、ヴィヴィオの我が儘に付き合ってくれてありがとう。本当は夜天の書を完全に修復してあなたを連れて行きたい…でも、あなたが気にしていた通り僅かな欠片が残っているだけで私達の世界の八神はやてと彼女の家族が巻き込まれる。」
「だから、あなたにはこのデバイスの中に入って貰う。」
「これは私が作った魔力コア…結晶体から魔力を受けて使うデバイス。結晶体の魔力が無くなれば動けなくなってしまう。勿論あなたが使っていた魔法の殆どは使えなくなってしまうしはやて達の所に戻ってもユニゾンは出来ない。今までと違って制限ばかりになってしまう…今より不自由になってしまうのは否定しない。」
「でも、それが…私達の世界であなたを受け入れ…彼女達と一緒に暮らせる最良…唯一の方法なのよ。ごめんなさい」
頭を下げるプレシア。
第1級捜索指定遺失物の管制人格プログラム。それを元の主に返す為には全く性質の違う場所に入れるしかない。有限な魔力で動くストレージデバイス、ユニゾンも出来ないのは管制人格プログラムの本来の役目を失ってしまう。
彼女の能力を殆ど奪ってしまうのと同義。
「いや、十分だ。我が主や皆と共に過ごす時間が得られるなら、私の力なんて要らない。力など無い方が名を継いだ者の役を取らなくていい。」
静かに言う彼女に私はアリシアと笑顔で頷いた。
「ヴィヴィオ、そこまでして何故私を助けようとする? 我が儘だと言うがその訳を教えてくれないか?」
アリシアとセンサーを使う練習をしていた時、リインフォースに声をかけられた。彼女と一緒にユーリとディアーチェが居る。
(夜の事…話しちゃったのかな?)
ディアーチェからユーリとリインフォースに話したのだろうか?と思いながらも彼女に理解して貰った方が良いと考えて3人に向き直った。
「はい、訳っていうより…私がそうしたいって思った気持ちなんですが…」
「私がはやてさんに色々教わったり助けられてて何かお礼をしたいって気持ち、私の世界で私がはやてさん役として闇の書事件の撮影に参加して、はやてさん達がリインフォースさんを本当に大好きで大切に想っていたのがわかったから何とか出来たらっていう気持ち…」
「そして、リインフォースさんと戦った時に言われた血の呪いと言われた魔法、それが今の私やみんなを繋げてくれたから…もっと色々教えて欲しい、お話したい。そう思ったからです。だから私の我が儘なんです。」
満面の笑みを浮かべて言う私に彼女達も笑みを浮かべそれ以上何も言わなかった。
~コメント~
今までの話もそうですが、imaさんのSSでは随所にフラグが作られています。本話では「アインスが言った【血の呪い】」はAgainStoryから何度か使われてきたフラグですし、レヴィのオリジナル術式はAffectStory2からになっています。
多分私が知らないフラグが幾つもあるんじゃないかなと思っています
何十…百単位じゃない、千箇所近く繋がっていてまるで逃さないという意思…怨念すら感じる。
『すまない、私達の力不足だ』
ウィンドウ越しにフィルが謝る。彼も遠方から繋いで調べてくれていたらしい。
「いや…私こそ礼を言う。私の為にここまで調べてくれたのだから…ヴィヴィオとアリシアが言った通り優秀なのがよくわかった。わずかな時間で原因を見つけたのはあなた達が初めてだろう。」
「ごめんなさい…私がもっと知っていれば…調べていたら…ずっと一緒に居たのに…ごめんなさい」
涙ぐむユーリの頭を優しく撫でるリインフォース。
全員が絶望していた時、そんなことを気にしない者が居た。
「お~い、エレノアがご飯だって~♪ 味見したけどすっごく美味しいよ、手を洗って…。ん?どうしたの? みんな揃って顔暗いよ?」
レヴィがやってきた。オーバーオールに藁がついている。
シュテルとディアーチェがこっちにかかりっきりになっていたので、家畜の餌やり等日々の仕事を片付けていたらしい。
「防衛プログラムが…リインフォースの夜天の書の管制プログラムと切り離せないんです。」
「ここまで複雑だとは思わなかった。」
シュテルとディアーチェに事情を聞いた後、ユーリの前にあったウィンドウを覗き込む。
「うわ…滅茶苦茶絡まってる…。ん?」
驚くレヴィ。しかし、その後ジ~っと見つめる。
「……あっ、そうか! これをこうして…こうすれば…簡単、ほら出来た♪」
複数のミッドチルダ式の魔方陣を作ってその中で術式を生み出し、夜天の書に繋げた。
すると蔦か鎖の様に絡まっていた自動防衛システムとの接続が砕けるように崩れていく。
「この『修復プログラム』が何か変な動きをしてたからついでに止めたよ。これの直し方は…わかんないや♪」
笑って言うレヴィ。全員の目が点になって彼女と夜天の書を交互に見つめる。
いち早く我に返ったアリシアが思い出したように言う。
「そう言えば…ユーリが渡してくれた夜天の書のページ…レヴィはその場でプログラムを組んで直しちゃってた…ミッドチルダ式の魔法で…」
言われてみれば彼女は翻訳用のデータを全く見ずに別体系の術式を使って修復していた。こんな技ヴィヴィオどころかユーノですら出来ない。
今の防衛システムを埋め込んだ者も想像すらしていなかったに違い無い。
「それよりもご飯! 冷めちゃうと美味しくなくなるから早く来てよ!」
そう言うと部屋の奥に戻って行ってしまった。
「全く…あなたは…本当に天才ですね…」
シュテルが彼女の背を目で追いながら呟く、私も深く頷いた。
全員でエレノアの特製野菜スープに舌鼓を打った後
プレシアとヴィヴィオ、リインフォースを中心に作戦を詰めた。
「リインフォース、あなたは本当の事は誰にも話しては駄目よ。勿論はやてにも。誰かに知られた時点で未来が変わって、最悪…ヴィヴィオや私達…ここも消えてしまう。それ位大切なのを忘れないで」
「ああ、わかっている」
リインフォースが真剣な眼差しで頷く。
「明日、ヴィヴィオはリインフォースを連れてアースラに戻る。」
「えっ? この後直ぐじゃないんですか?」
打ち合わせの後、そのまま行くつもりだったヴィヴィオは聞き返す。
「ええ、ヴィヴィオの魔力は前より上がっているけれど、今まで経験した中でもかなり遠いわ。既に往復した後で、この後…3回は使わなくてはいけない。1日休んで回復した方がいいわね。」
移動手段の様に使っている空間転移とは違い、時間・空間を超える時空転移は多くの魔力を消費する。
昨日はプレシアとアリシアと一緒にエルトリアに飛んで、今日は更に異世界・15年前を往復している。
気分が高揚していて気づかなかったけれど、彼女に言われた通り以前なら既に魔力を使いきって眠っていたかも知れない。
「そうね、焦っても仕方ないし…」
「だが、自動防衛プログラムの修復が再生してしまわないだろうか。」
リインフォースの心配に笑顔で答えるユーリ。
「それは大丈夫です。修復はレヴィが止めてくれました…他のプログラムからの影響でずっと止めることは出来ませんが、1日位なら。」
「もし駄目だったら私が止める。大丈夫、前よりすっごく強くなってるんだから♪」
私も笑顔で握りこぶしを見せる。
「って、ヴィヴィオが魔力を使っちゃだめでしょ!」
「そうね、ヴィヴィオは余計な魔力を使わない様に注意しなさい。」
即座にアリシアが突っ込みを入れプレシアも続いた。
「話が逸れたわね。ヴィヴィオは彼女達を送ったら翌日の夜に転移する。場所は最後の魔法を使う場所。時間と場所はあなたが指定してくればいいわ、例えば『日が昇る頃の海岸』の様にリンディやクロノに言えばその通りにしてくれるでしょう。」
「わかった、その様に頼もう。」
「ヴィヴィオは暫く隠れながら待つことになるわね。近づけばアースラに気づかれてしまうし…センサーを使えるなら私のを貸すけれど…」
魔力感知や映像を記録する為のセンサー。市販もされているが管理局・聖王教会のセンサーに見つからないような特殊なタイプは管理局・聖王教会でもごく一部の者しか手に入れられない。
ヴィヴィオのデバイス、RHdにもセンサーを捕捉する機能はある。でもヴィヴィオ自身使ったことがない。
「丁度いいね、明日まで時間もあるしここで使い方を練習しようよ。私も覚えたかったし、ママ、良いでしょ?」
「ええ、後で渡すわ。リインフォースを消滅させる魔法が起動した直後、上空に移動して管制プログラムをここに受け止める。」
そう言ってデバイスから1冊の本を出す。
昨日見せてくれた本だ。
「このストレージデバイス、ここにあなたの管制人格プログラムだけを入れる。受け止める為のプログラムは用意してあるから起動したままで上空に行きなさい。」
「受け止めた後、そのまままっすぐここに戻ってくる。防衛プログラムが残っていないか私達が調べるわ。」
「リインフォース、ヴィヴィオの我が儘に付き合ってくれてありがとう。本当は夜天の書を完全に修復してあなたを連れて行きたい…でも、あなたが気にしていた通り僅かな欠片が残っているだけで私達の世界の八神はやてと彼女の家族が巻き込まれる。」
「だから、あなたにはこのデバイスの中に入って貰う。」
「これは私が作った魔力コア…結晶体から魔力を受けて使うデバイス。結晶体の魔力が無くなれば動けなくなってしまう。勿論あなたが使っていた魔法の殆どは使えなくなってしまうしはやて達の所に戻ってもユニゾンは出来ない。今までと違って制限ばかりになってしまう…今より不自由になってしまうのは否定しない。」
「でも、それが…私達の世界であなたを受け入れ…彼女達と一緒に暮らせる最良…唯一の方法なのよ。ごめんなさい」
頭を下げるプレシア。
第1級捜索指定遺失物の管制人格プログラム。それを元の主に返す為には全く性質の違う場所に入れるしかない。有限な魔力で動くストレージデバイス、ユニゾンも出来ないのは管制人格プログラムの本来の役目を失ってしまう。
彼女の能力を殆ど奪ってしまうのと同義。
「いや、十分だ。我が主や皆と共に過ごす時間が得られるなら、私の力なんて要らない。力など無い方が名を継いだ者の役を取らなくていい。」
静かに言う彼女に私はアリシアと笑顔で頷いた。
「ヴィヴィオ、そこまでして何故私を助けようとする? 我が儘だと言うがその訳を教えてくれないか?」
アリシアとセンサーを使う練習をしていた時、リインフォースに声をかけられた。彼女と一緒にユーリとディアーチェが居る。
(夜の事…話しちゃったのかな?)
ディアーチェからユーリとリインフォースに話したのだろうか?と思いながらも彼女に理解して貰った方が良いと考えて3人に向き直った。
「はい、訳っていうより…私がそうしたいって思った気持ちなんですが…」
「私がはやてさんに色々教わったり助けられてて何かお礼をしたいって気持ち、私の世界で私がはやてさん役として闇の書事件の撮影に参加して、はやてさん達がリインフォースさんを本当に大好きで大切に想っていたのがわかったから何とか出来たらっていう気持ち…」
「そして、リインフォースさんと戦った時に言われた血の呪いと言われた魔法、それが今の私やみんなを繋げてくれたから…もっと色々教えて欲しい、お話したい。そう思ったからです。だから私の我が儘なんです。」
満面の笑みを浮かべて言う私に彼女達も笑みを浮かべそれ以上何も言わなかった。
~コメント~
今までの話もそうですが、imaさんのSSでは随所にフラグが作られています。本話では「アインスが言った【血の呪い】」はAgainStoryから何度か使われてきたフラグですし、レヴィのオリジナル術式はAffectStory2からになっています。
多分私が知らないフラグが幾つもあるんじゃないかなと思っています
Comments