第4話 「もう1人の魔法少女なの」

「家族旅行? 温泉? 明後日?」
「そうよ。ヴィヴィオちゃんも一緒」
「私も?」
「うん♪」
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第3話 「街の危険は起こる前に」

「ごちそうさま」
「あら、もういいのヴィヴィオちゃん」
「うん・・もうお腹いっぱい・・お部屋に戻る」
「そう・・・」

 そう言いダイニングから出て行く後ろ姿を見送り、残された桃子達は顔を見合わせる。

「ヴィヴィオちゃん、どうしたのかしら? 店であんなに元気だったのに」
「・・・・・」

 桃子の言葉に「さぁ?」と首を傾げる士郎達。
 その中でなのはとユーノは原因が自分達のせいだとは言えなかった。
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第2話「魔法の呪文はリリカルなの」

「おかえり」
「!!」
「ずいぶん遅かったね、ヴィヴィオちゃん」

 高町家の門を入り扉に手を触れた瞬間、ヴィヴィオの左右からほぼ同時に声が聞こえる。
 士郎と恭也、2人の声から怒っているのははっきりとわかる。

「こんな遅くに、何処に行ってたんだい?」
「えっ、あのっその・・ごめんなさい」
『この時はまだ魔法の事とか知らないし、どうすればいい? ユーノ君』
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第1話 「それは不思議な出会いなの」

「ハァッハァッ・・・・」
「逃がし・・ちゃった・・・・追いかけ・・なくちゃ・・」

(誰の・・声?)

「誰か僕の・・声を聞いて」

(だれ? 誰なの?)

「力を・・・貸して・・・魔法の力を・・」

(力って? 答えてよっ)

声はその後聞こえなくなってしまった。
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