「これはなのはちゃんで、これは・・・処分・・っと。で、これはティアナへ」
ある日はやては机に大量の写真を広げていた。
「しかし、よう集めたな~。これはスバルと・・・ルキノへと・・・・これはっギンガとスバルかな?で・・これはティアナへっと」
それは先日ヴァイスが騒ぎを起こした際『他にもあるかも?』と言ったフェイトの言葉に従い「権力(はやて)」と「力(なのは)」と「法(フェイト)」によって強制徴収した物だった。
■がつ●○にち
きょうはう゛ぁいすさんのところへいった
かめらをもらったからありがとうって。
なのはままはままがちゃんとう゛ぃう゛ぃおのぶんもおれいをいったからいいよって
でもうれしかったからう゛ぃう゛ぃおからもいうんだ。
いいよね?
う゛ぁいすさんはおっきなへりをそうじゅうするんだよ。
なのはままやふぇいとままたちをはやくはこぶしごとをしてるんだって
う゛ぃう゛ぃおものせてもらったことあるってままがいってたけどわかんない
う゛ぁいすさんすっごくしんけんにきかいをさわってる
う゛ぃう゛ぃおがう゛ぁいすさんのところにいこうとしたらおおきなこえでくるなっておこられた。
すごくあぶないところがあるからちかづいちゃだめなんだって
おしごとのじゃましてう゛ぁいすさんごめんなさい
でもちゃんとおれいいえたよ
てぃあなさんのへやにいった
う゛ぃう゛ぃおのしゃしんがみたいんだって、てぃあなさんがきにいったのがあればしゃしんにしてくれるって。
ありがとう、とってもうれしい
いっしょにしゃしんをみてるとてぃあなさんう゛ぁいすさんのしゃしんをしんけんにみつめてた
すこしちょうだいって、いっぱいとったからいいよっていったらてぃあなさんうれしそうだった。
みんなにはないしょだって
でもてぃあなさんきょうはとってないけどいいのかな?
■がつ●△にち
きょうはおねえちゃんといっしょにおりょうりをした。
おねえちゃん、ままよろこぶよって
う゛ぃう゛ぃおいっぱいがんばる!
おねえちゃんはおにいちゃんにたべてもらうんだって
とってもなかよしなんだよ。
まえにはやてさんがなかよしのままとぱぱのことおしどりふうふっていってたけど
おねえちゃんとおにいちゃんもそうなのかな?
おねえちゃんにきいたらまっかになっちゃった
でもちょっとうれしそう
う゛ぃう゛ぃおもがんばっておりょうりつくったよ
なのはままもふぇいとままもよころんでくれた。
とってもうれしい
でもおねえちゃんのりょうりおにいちゃんがたべたらたおれちゃった
どうしてだろ?いっぱいいれるとたおれちゃうのかな?
「ねぇヴィヴィオ、そろそろ寝ようか」
フェイトの言葉にコクリと頷くヴィヴィオ。
しかしなのはに怒られたことが余程応えてるらしく、いつもの明るさは微塵も感じなかった。なのはに怒られた事が余程こたえたのであろう
ふぅとため息をついて、フェイトはヴィヴィオを抱き上げ一緒にベッドへと入った。
ベッドに横になった後もヴィヴィオは眠れなさそうにじーっと手元を見つめている。
(エリオもこんな事あったな~)
「ねぇなのはママ」
「なぁに?ヴィヴィオ」
「ヴィヴィオも魔法使えるかな?」
ある朝、突然だったヴィヴィオの質問に少し間をおいてなのはが答えた
「うん、大きくなって頑張ればヴイヴィオも使えるよ」
「ヴィヴィオ今から使いたい!!」
ヴィヴィオのキラキラした瞳に釣られたなのはは
「じゃあ今から練習しよっか?」
●がつ■□にち
きょうはなのはままといっしょにまほうのれんしゅうをした
まほうをつかうのにばりあじゃけっとっていうのをきるんだって
う゛ぃう゛ぃおのはなのはままとおそろいだよ
とってもうれしい!
まほうをつかうのにでばいすっていうのをつかうんだって。う゛ぃう゛ぃおのはなのはままよりはやてさんのほうがちかいんだって。
いっしょじゃないのちょっといや
なのはままのまほういろぴんくなんだよ。すっごくきれい。
う゛ぃう゛ぃおのもすごくきれいなんだよって。
がんばる
いっぱいれんしゅうしたらう゛ぃう゛ぃおもまほうつかえたよ
なのはままにもほめてもらった。すごくうれしい
もっといっぱいまほうつかいたいけど、いっぱいれんしゅうしすぎるとすごくつかれるんだって
またいっしょにれんしゅうしようねって
う゛ぃう゛ぃおつぎはもっとがんばるからね
「ねぇなのはママ、ヴィヴィオといっしょ」
「どうしたの?ヴィヴィオ」
「これ!ヴィヴィオといっしょ」
なのははヴィヴィオが指さした方を見る。それはあるテレビ番組だった
【日記】という言葉を見て一緒だと思ったのだろう
「観察日記か~そうだね、ヴィヴィオと一緒♪」
「かんさつにっき?」
「そう、観察日記。何かを毎日みて変わったこととかを書いていくんだよ」
「そうなんだ・・・かんさつにっき・・・」
なのははまさかその時点で1人の少女が犠牲になるとは思ってもいなかった。
●がつ●○にち
きょうはなのはままといっしょになのはままのままのところへいった。
なのはままのまま う゛ぃう゛ぃおをみてすっごくびっくりしてた
でもあとでかわいいねってなでてもらった なのはままになでてもらったみたいできもちいい
なのはままのままからおかしをいっぱいもらった
なのはままにあとでみんなでいっしょにたべようね
みんなでたべたほうがおいしいからう゛ぃう゛ぃおもそっちのほうがいい
なのはままのおにいちゃんとおねえちゃんのいえにいった。
おはながいっぱい すごくきれい
なのはままといっしょにおおきなへやにいった
むかしふぇいとままとかしぐなむさんとなのはままのおにいちゃんやおねえちゃんがれんしゅうしていたんだって
ちかづくをあぶないよってなのはままといっしょにみてた。なのはままのおにいちゃんとおねえちゃんすっごくはやい
ふぇいとままもいっしょくらいはやいんだって
でも、みてたらみんなおどろいてた どうしてかな
11/11に開催される「リリカルマジカル3」でヴィヴィオの日記帳が出張します。
相方の静奈さんがかなり多忙な状態ということを聞きまして、急遽参加
でも、いつの間にか表紙が「ヴィヴィオの日記帳」になっていた事は流石に驚きました。
ヴィヴィオかわいい~きゃ~~っ!
まだ裏表紙を見せて貰っていないのですが、表紙の続きだそうで何故か楽しみにしています。
鈴音っち!頑張れ~~
■がつ△にち
なのはまま、ごめんなさい
・・・・・・(滲んでいて何が書いてあるか判らない)
相方の静奈さんが11月と12月が凄く忙しいそうで、早々に某投稿誌用の原稿を書いていました。(あれって合同誌なのでしょうか?)
今日はその投稿誌の方がラジオをされているそうなので、少し聞いてみたいなと思ってます。
最初から聞けないのが少し残念(涙)
それはともかく原稿・・・祝完成!!
前回は少し思う所があったので、今回はそのリベンジですっ!
あとは鈴音っち!頑張れ!!(フレ~フレ~!!)
「ヴィヴィオ、こんにちは~」
「こんにちは、ヴァイスさん♪」
隊舎へと向かっていたヴィヴィオは横からヴァイスに声をかけられた。
以前写真をくれた・・・・たしかヴァイスさんと言ったかなと思いつつ挨拶をする
「名前覚えてくれてたんだ。前にヴィヴィオを泣かせた事あっただろ?それのお詫びと言っちゃなんだけど・・・これ」
ヴィヴィオに小さな箱の様な物を渡した。見た目より少し重い
「ありがとう!ヴァイスさん」
「それじゃ、またな!」
ヴァイスはそのまま隊舎横の方へ走っていった。
キャロSS「守りたいものはありますか?」はひとまずこれで終了です。この中でオリジナルキャラが2人出演しています。その中から簡単なプロットを紹介します。
又、今書き始めているアフターストーリーの方の立ち位置も少しですが掲載します。
ガジェット・ドローンの同時発生と機動六課への襲撃事件は大きな被害が出ずに治まりを見せた。
中にはヴィータが楽しみに取っていたアイスを冷蔵庫ごと吹き飛ばされ暴れかけた等の小さい事件や事後処理はいくつか残っていたが、六課の中も徐々に落ち着きを取り戻していた。
そんな中、キャロやフェイトやなのは・はやては隊舎の前である人物を待っていた
私は独りぼっちだった。みんなと一緒に暮らしたかったのに、みんな私の力を怖がった。
こんな力欲しくなかった。怖がらせようと思ったことも一度も無かった。それでも私は独りぼっちになった。
そんな私にお母さんみたいな暖かい人が私に声をかけてくれた。
私はその人に「何をするか」じゃなくて「何をしたいか」といわれた。私はその人を手伝いたいと思った。
一緒に居る時に同じくらいの男の子と出会った。凄く真面目で頑張り屋でとっても優しい人。私はその男の子と一緒に居ることが嬉しかった。男の子も凄く喜んでくれた。
でも、知らない私と一緒にいるその人達は凄く嬉しそうだった。男の子もそうだった。
その時はっきりとわかった。
私はやっぱり要らない子なんだって
もうどうなってもいい・・・・
もうどうなっても・・・
でも・・・・
【ヴゥーヴゥー】
エリオの暖かみで気持ち良く眠っていたキャロの耳に慌ただしいアラームが鳴り響いた。
「えっ?何?どうしたの?」
驚いて飛び起きるキャロとエリオ
【緊急出動要請。フォワード隊、その他関係局員は緊急体制シフトAが発令。繰り返します緊急・・・】
キャロとフリードが仲直り(?)してから数日の間、機動六課も平和な日々が続いていた。
特にキャロ・ヴィヴィオ・フリードの2人と1匹は隊舎の近くで遊ぶことが多くなった。
時折シャマルが検査を兼ねてキャロとヴィヴィオに簡単な勉強を教える事もあった。
その間エリオはザフィーラと一緒にキャロ達を眺めたり、エリオ自身が知らなかった事があったときは真剣に聞いて授業に参加する事もあった。
「う・・・んん・・」
「おはよう、キャロ」
「フェイト・・まま?」
ユーノが去ってから夜が明けた頃、彼が言ったようにキャロは目覚めた。
流石に昨日一日中眠っていた為かまだぼーっとしているみたいだ。目をこすりながらのそのそとベッドから下りようとしている
部屋のベッドと勘違いしたのか、落ちそうになるキャロを支えるフェイト
●月×日
きょうはざふぃーらとさんぽしているとなのはままとしらないひとがいっしょにいた。
とってもなのはままたのしそう。
はやてさんがほんきょくのゆーのさんだよっておしえてもらった
なのはままとゆーのさんをみてはやてさんが
「おしどりふうふやな~」っていった。とってもなかよしなままとぱぱのことなんだって
それじゃゆーのさんってう゛ぃう゛ぃおのぱぱなのかな?
ふぇいとままもだれかしらないひとといっしょにいた。てぃあなさんにきいたらくろのさんだって。
ふぇいとままもすごくたのしそうにおはなししていた。
それじゃくろのさんもくろのぱぱなんだよね?
空に浮かぶ二つの月明かりが部屋に射し込む。
時折僅かに聞こえる機器の音が静かな部屋中を掛け巡る
『あの時私がもっとはやく気づいていれば・・』
静寂の中フェイトが繰り返し思うのはこの事だった。目の前で静かに寝息をつくキャロ。以前キャロに『どこに行くのかじゃなくて、どこに行きたいのか』と言った自らの言葉を守り、キャロは六課に来てくれた。
しかし、それがこんな事になるとは思っていなかった。
それに、あの事故のキャロが見せる笑ったり泣いたり怒ったり・・・そして周りが心配していても気にせず自分のやりたいことに進む子供っぽさ、それが余計に今までキャロに無理させていたのかと考えずに居られなかった。
「「シャマル先生っ!」」
エリオとティアナが医務室に駆け込むとそこにはシャマルがキャロの周りに色々な器具を用意していた。どうやら医療器具系みたいだ
「キャロは?」
エリオがキャロの顔を見ると、出て行った時と変わらず健やかな寝顔をしている。寝息も規則正しく聞こえた。
隣にきたティアナもキャロの顔を見て安堵した
「シャマル先生、ビックリさせないで下さいよ。ただ眠っているだけじゃないですか」